2003年発売
トラベラートラベラー
1曲以外全部カヴァー。しかもR&B(もちろんアメリカの。1曲イギリス有)。熱いですよ。全部英語ですよ。18曲中8曲のドラムスが上原ユカリさん。ひねりすぎないまっすぐな編曲と演奏が思い入れの深さをわかりやすく伝える役割を果たしている。
シモダスシモダス
米米クラブの『浪漫飛行』をフィーチャーした(1)、ワムの『クラブ・トロピカーナ』のサンプリングを駆使した(5)ほか、かなりキワドイ歌詞も満載で大胆さ全開。山本晋也らとの異色コラボが話題を呼んだ、ヒップホップ・ユニットによるメジャー第1弾は音も内容も面白さ満点である。
天使ノ虹天使ノ虹
通算10枚目のマキシ。壮大なアレンジのバラードに仕上がったタイトルトラックで、ヴォーカルに増した力強さを感じる。カップリングの「こんにちはとさよならの間で」と、自ら作詞作曲を手がけウクレレも弾く「生きなくちゃっ」は、等身大的な内容で好感度大。
喝采とメランコリック喝采とメランコリック
10枚目のシングル。R&B先駆者の一人だけあって(2)のようなグルーブ作は、当然巧い。しかし、今作の聴きどころは日曜の夜の寂しさと気だるさを歌ったような(1)だ。アレンジ違いの(3)は独り者なら10倍身に沁みる(はず)。中原めいこファンにオススメ。★