2004年11月発売
Black Rays DefenceBlack Rays Defence
デビュー・シングルから2年という歳月を経た待望の1作目。やはり気になるのは、アルバム丸ごとプロデュースは初めてのケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)が作るサウンド。プライマル仕込みのガレージ・ギター・ノイズをふんだんに堪能できる。
LOVE JAMLOVE JAM
暴走する乙女、大塚愛のセカンド・アルバム。今回もヘヴィなギター・リフを大胆にフィーチャーしてダイヴしたり、しっとり泣きながらバラードを歌ったり、大暴れん坊ぶりだが、要はよくできたポップ・ロック・アルバムだと。ドーパミン出まくりの(2)がすごいでしょ。
THE BEST OF NON-STOP SUPER EUROBEAT 2004THE BEST OF NON-STOP SUPER EUROBEAT 2004
強力ダンス・コンピレーションがリリース。2004年のユーロビート・ヒットをまとめた集大成といえる2枚組で、人気のリミックスも収録。まさにユーロビート第4ステージの幕開けだ。
バッハ:ゴルトベルク変奏曲バッハ:ゴルトベルク変奏曲
折に触れてバッハを演奏し録音してきた彼。すべての虚飾を排したまっさらな魂で、まっすぐにバッハに向き合った結果、どこまでもピュアな演奏が生まれた。もちろん彼のことだから、長い研究と深い思索があったに違いないのだが。モダン・ピアノによる秀演。
BACK FROM THE DEADBACK FROM THE DEAD
スタイリッシュなグルーヴ王として鳴らしたピート・ウェイ(b)が80年代のUFO離脱中に率いていたバンドが復活、18年ぶりに放つアルバムだ。創立時シンガーのフィンが復帰して全盛期の渋みが復活。重心の低いロックンロールがぐいぐい進む。20年前も老けてましたし。