2004年11月発売
質の高い歌だが、出来上がった感はないセカンド・シングル。アコースティックの清涼感をスパイスにした甘美なトラックの中で響く声は、自然であることをメッセージにする新鮮な息吹に彩られている。ハードなラップ聴かせるカップリングにはDEV LARGEが参加。
曲が書け(全自作)かなり歌える(はず)。が、さりげなさが魅力的な、自然にジャズ寄りの持ち味が出たネオ・ソウルで、フェラ・クティに捧げたインスト小曲もある。制作はボブ・パワー、ジェイムズ・ポイザーら。ガーナ&英国人の血を引くUKブラック才媛の2003年初作。
2004年冬の、たった今が“旬”。そうとしか言いようがないギター漫談を、TVでは披露されないネタ、「女の子斬り」「家族斬り」をまじえてCD化。ギターにリバーブをかけるなど一応音響的な(?)工夫も。いかにも情けない風貌あっての芸なので、衝撃は低いが。
発売元
株式会社ポニーキャニオン映画音楽やミュージカルなども含めて、誰もが楽しく聴けるアルバム構成になっている。編曲もまずまずで、チェロとヴァイオリンの魅力をよく引き出しているし、なによりも彼女たちが、豊かな表情を(曲によっては思いっきり)つけてたっぷりとうたっている。
現在流布している97年版のひとつ前、1954年版による“讃美歌”アルバム。73年のスタジオ録音だが、演奏は非常に正統的で、自然で美しい日本語を楽しめる。ブックレットの丁寧な解説も、資料としてお勧めできる。実用の機会がある向きは、この機会に入手を。
彼女の音楽は、ヴォーカリストとしての能力に発するものなのだと実感させられる一枚。一癖あるヴォーカルは、裏に澄んだ響きの要素をたっぷりと隠しているし、言葉の取り扱いすら音楽的な官能性に基づいている。真性のヴォーカル・ファンに強くお勧めしたい。★
石丸電気、オノデン、ヤマダ電器などなど、家電量販店のテーマ・ソング、CMソングを集めたCDである。店で何となく耳に馴染んではいたものの、歌詞カードを見て「こう歌ってたのかあ!」と発見も。宣伝になるんだし、曲も短いし、もっと安くしてよん。
人気テレビ・ドラマ『冬のソナタ』にも出演していた俳優。ファースト・アルバム『期別』に続くシングルで、韓国らしい泣きのバラード。ややハスキーな歌声もハマっている。日本のチャートでも10位に初登場(韓国人男性アーティスト史上で初)。