2004年12月発売
ソフト・ボーイズのリーダーとしても知られる英国シンガー・ソングライターのソロ・アルバム。ナッシュヴィルでの録音で、いつになく全体的にアメリカ・ナイズされた作品となっている。もちろん各曲のクオリティは、いつもと変わらず高い。面目躍如の傑作。
丹下桜、ANGELを経てヴォイス・アーティストとして活躍するさくらの《Cherry A La Mode》シリーズ第4弾。本人書き下ろしの絵本に、ヴォーカル曲3曲と朗読が収録。透明感あふれる彼女の声が堪能できる。
都会的な洗練、ハイ・センスなポップ・ロック・アルバムというボズの定番となったメロディアスなサウンドが横溢する80年作品。いままでのR&BよりはR&R調を強く打ち出したアルバムといえる。
CBS移籍第1弾として70年に発表。後年のシティ・ミュージック志向がすでに充分に窺われる作品で、バラードやボサ・ノヴァなど、ロッカーのイメージを打破しようとする試みも聴くことができる。
名作『ミドル・マン』から8年ぶりのアルバム(88年作品)。バラード、R&Rと変わらぬ彼のヴォーカルが渋く光る作品で、ボビー・コールドウェルとの競作「ハート・オブ・マイン」も話題となった。
71年発表のCBSでのセカンド・アルバムで、ギタリストとしてのボズが堪能できる傑作。8人編成のバンドとのR&B、ブルース、ラテン・タッチな収録曲のなかでバリバリとギターを弾くボズは実に魅力的だ。
『シルク・ディグリーズ』直前の作品で、その後の彼の人気の割りには知られていない隠れた名盤。アダルト・コンテンポラリーと呼ぶにふさわしく、いぶし銀のようなヴォーカルと極上のバック・ミュージシャンたち。ろうそくの光とワインが似合いそう。
スティーヴ・ミラーのヴォーカルを経て、独立したボズが一般に知れるようになったのは前作『シルク・ディグリーズ』だった。そしてこの77年の作品もアダルト・ポップスのなかでもソウルっぽさが評判だった。
初めて自らプロデュースしソウル・ミュージックへの憧憬を歌った72年の意欲作。自作のほかにアル・グリーンやアラン・トゥーサンの楽曲をカヴァーし、彼のR&Bへの志向が並々ならぬものであることを物語っている。
スピリチュアル・カウンセラー江原啓之の1作目。ちゃんと本人が歌っているので驚かされたのだが、本人は若き日に声楽を学んだことがあり、艶のある良い声を聴かせてくれる。全般的にストリングスを多用したリラックス・ムード漂う作り。心が洗われるようです。
役者としての活躍が目立つミッチーが贈る、昭和“センチメンタル”歌謡曲カヴァー・アルバム。布施明や郷ひろみのハマりっぷりはもちろん、C-C-Bやチェッカーズを持ってくるあたりはさすが80's謳歌世代といえよう。皆様の予想と期待以上の出来栄えです。
制作・出演
BlackSpinProject / Larosa / LTJエクスペリエンス / Pastaboys / YOKU / ストックホルム・サイクロ / ソウル・クオリティ・カルテット / ティト・ヴァルデス発売元
キングレコード株式会社注目の日本人ハウス・ミュージックDJ/プロデューサーのDJ YOKUによる、イタロ・ハウス/ディスコ・ミックス・コンピ。A HUNDRED BIRDSの未発表ミックスなども聴ける。
古楽演奏の積み重ねをベースにブルックナーに新たな光を当てる演奏家として、アーノンクールさえ凌駕しそうなヘレヴェッヘ。オルガンや教会音楽との関わりをストレートにスコアから読み解くアプローチは、手堅さと革新性が魅力的な調和を奏でて美味。★