音楽むすび | 2004年2月18日発売

スウェーデンの作家チームが楽曲を手掛けた、女性シンガーのデビュー・シングル。液晶TVのCMに使用されており、おそらく誰もが一度は耳にしたことがあるはず。すでに、インターナショナルな風格すら備わっている、期待せずにはいられない新人だ。

3枚目。歌詞は時間軸がねじれたような奇妙な風景を描き、サウンド面ではハープやホーン・セクションを導入してアプローチの幅が広がった。ファンタスティックなトリップ・ミュージックというべき独自の音世界を確立し、以前よりも飛躍的に進歩した最高傑作。★

ドラマティックな高揚感とやさしく響くコーラス、前世やデジャヴを思わせるような、どこか懐かしく人恋しくなるバラードである。カップリング曲は、せつな明るい彼らの代表曲15周年特別ボッサ・ヴァージョン。佳曲は何をやったってココロにしみるということの、好例である。 DCTオリジナルグッズはこちら！

2004年3月21日のライヴをもって解散が決定した4人の軌跡をたどるベスト盤。ライヴでも定番の(1)を筆頭に、迫力のビートや重厚なサウンドにのせてメロディアスなフレーズも堪能できる代表曲が目白押しとなる。あらためて解散が惜しまれるほど充実した内容といえる。

73年『ひこうき雲』から76年『14番目の月』までのアルバム4枚とボーナスCDを収めた、初の5枚組BOXセット。まさに珠玉の名曲ぞろいで、この時期が一番好きなファンも多いのでは。