2004年2月発売
スウェーデン出身のプログレ・バンドによるアコースティック・ライヴを収めた一枚。従来とは異なり牧歌的な趣さえ漂う繊細にして、どこか高貴なムードが漂うあたりは結構美味。大人のためのロック、そんな感覚さえ覚える。癒しの効果もある、かも。
北欧メタル・シーンを支える中堅バンドの2枚組。DISC-1は2003年のライヴ。ほとんど無修正なのか音質がイマイチだが、臨場感は損なわれていないのが○。DISC-2はレア・スタジオ・トラック。ボーナス曲などを一枚にまとめたシンプルだけどお得な内容だ。
ソレアの初フル・アルバム。キャッチーでエモーショナルなメロディとラウドなドライヴィング・ギターが一体となった痛快なバンド・サウンドの心地よさは格別で、なにより哀愁と歓喜が混じり合った歌の持つ瑞々しさが胸に響く。
渋谷ATOMで行なわれるイベント、“TOKYO RAVE”“TRANCE QUEST”とのタイアップCD。ミックスは人気のDJ TORA。
99年に九州工業大学の音楽サークル内で結成。インディーズで4枚のシングルをリリース。本作はメジャー・デビュー・アルバム。レトロ・フューチャーなシンセ・サウンド、疾走感のあるギター、男女のツイン・ヴォーカルを融合させた個性的な楽曲で惹き付ける。★
米英独混合バンドによる約5年ぶりの第4作。正式ベーシストは不在で、すでにバンドではなくプロジェクト的な形態となっているようだが、インダストリアルでエスニックでクラシカルな激音メタルはさらに高度に進化。“静”の面も含めジックリ聴き込みたい。
前作『オン・ア・ワイアー』で見出した叙情性を経由して、成熟という言葉にふさわしいバンドの発展形を提示した4作目。初期の直情的な激しさと、センチメンタルな部分が本作では共存。エモなるジャンルではくくれない、新たなオリジナリティを追求した好盤。