2004年2月発売
明るい未来★Eliana明るい未来★Eliana
早くもZEEBRAやLISAといったビッグ・ネームとの共演を果たしている、R&Bシーンの新星、Eliana、期待のセカンド・シングル。都会的でシックな楽曲に、ソウルフルなヴォーカルがうまく絡んでいく。リズムを打ち出したリミックスや、真摯に歌われるカップリングも悪くない。
23区/満点な星23区/満点な星
バックの演奏はピアノのみなのに、そう思わせないブルージィでハスキーな歌声は特筆に値する。淋しい都会の情景を描いた歌詞には、たとえば中島みゆき世代はグラリとくるかも。しかし最大の聴きどころはやはり、力強く芯のある、スピリットを感じさせる声だ。
朝ごはんの歌朝ごはんの歌
株式会社びゅーちふる商会の社長と社員で結成されたという企画バンドのデビュー・マキシ。EW&Fを下敷きにしたディスコ(1)も、マーチ調応援ソング(2)もひどくキャッチーなんでうっかり売れてしまったりして。とりあえず、次のネタをどう切り出すかヒジョーに気になります。
北星/時を越えて北星/時を越えて
祥子がパーソナリティを務めるかつしかFM『祥子のMusic House 11』でオン・エアされてCD化の要望が多かった「北星」と、日光東照宮のイメージ・ソング「時を越えて」を収録。二胡の音色が印象的なRadishのアコースティック・サウンドとコーラスにのってじっくりと歌う。
ひとりひとり
柴田淳のサード・アルバムはシングル曲(3)(5)を含む全11曲。もっと声を張りたいところの少し手前で、抑え気味に唄っているところが逆にドラマ性を高めて聴き手への浸透圧を強めている。粘っこさと乾いた味の微妙なバランスが、この人の最大の魅力ではないか。