2004年3月発売
不思議の国のアリス不思議の国のアリス
ヘイゼルタインのヴィーナス第4弾はビル・エヴァンスの愛奏曲集。彼のヴィーナス第1弾はエヴァンスのオリジナル曲集だった。今度はエヴァンスが得意曲にしたスタンダード・ナンバーを選曲した。エヴァンスへのオマージュを感じさせながらよりこなれた演奏をみせている。
コン・アルマコン・アルマ
60年、スペイン生まれのドミンゲスは、70年代末にプログレ・シーンで注目を集めたピアニスト。90年代以降はジャズの世界で活躍。本邦デビューとなるこの作品では、ラテンからおなじみのスタンダードまで、終始ストレートアヘッドなジャズを聴かせている。
カーネギー・ホール・コンサートカーネギー・ホール・コンサート
68年2月のライヴ初CD化。ラリー・コリエルはノイズ掛かったギターを弾くが、当然グループはまだロックとの融合・折衷に至る過程にある。この当時の聴衆の耳にはどう響いたか。彼らが目指した革新性はジャケットのデザインに現れているようでもある。