2004年4月7日発売
聴く人によってはディズニーの「ファンタジア」を連想しそうな、お伽噺の世界に入ってゆくかのようなジュリアン・ユーのアレンジ(味付けには中国テイストも)が何と言っても話題だろう。しかしそれを精緻に再現する演奏のクオリティが評価されるべきアルバム。
ビル・ラズウェル(b)とホッピー神山(key)のユニットに仙波清彦(ds)が加わる3人編成で、クセ者たちらしいダークなインプロ・ジャズ・ロックを披露。変態的でオリエンタルなサウンド・エフェクトとリズム隊のソリッドなグルーヴが絶妙にブレンドしている。
“サマーソニック02”来日ステージでの消火器粉末ぶちまけ事件でキレぶりを天下に知らしめた南カリフォルニア産轟音ロッカーのセカンド。ストゥージズの炸裂とマッドハニーの酩酊を掛け合わせたかのギシギシのひしゃげたロックンロールで荒れ狂う。非オシャレ系ガレージ!★
ハルヲフォンからRICEまで、近田春夫のこれまでのキャリアを総括するようなベスト・アルバム。全体を通して聴いてみることで彼にとってのロックンロールが“自然に聴こえる人工的な音”から“人工的に聴こえる自然な音”に移行していくのがわかるはず。
70年代後半から現在に至るまで、革新的であり続けた近田春夫&ハルヲフォンが3作同時にリマスターされ再発。3枚中、78年発売の『電撃的東京』では貴重なボーナス・トラックを収録。
『鋼の錬金術師』や『妄想代理人』へ声優として出演、さらにライヴ活動などを精力的にこなしている水樹奈々の2004年第1弾マキシ。これまで疾走感のある楽曲が多かった彼女だが、今回は新境地を聴かせる。
平野孝幸のアレンジ&ピアノによる《ニュー・ピアノ・インテリア》シリーズ第2弾。今回は沖縄とその周辺の音楽を題材に、ヒット曲のピアノ・インストが楽しめる。ピアノによる沖縄音楽が新鮮。
発売元
キングレコード株式会社2003年、現在の名前に改称されたが東京放送児童合唱団と言った方が親しみを覚える人も多いだろう。60年代の懐かしい歌唱が2枚組のCDとして復活した。NHK『みんなのうた』往年のヒット曲を中心に世界や日本の名歌をさわやかな歌声で堪能することができる。