2004年5月発売
貴水博之の作り出す、ポップでロックな世界観の象徴、それがHIRO☆TAKAMI。華麗なシンセ・サウンドをベースに、大人の男を感じさせる骨太なビートやギター・サウンドがバランス良く融合。
ロー・ティーン向けファッション誌『ピチレモン』で絶大な人気を誇るモデル、大沢あかねのデビュー・マキシ。少女から大人の女性へ変わる彼女のひたむきさが滲み出る楽曲が、同世代の大きな共感を呼ぶ。
ライ・ハスローはモンゴルの民族楽器・馬頭琴の第一人者。モンゴル民謡(10)以外は本人の作曲で、プロデュースは姫神、アレンジ&ピアノで榊原光裕が参加。オリジナル曲をメインにしたことで、この楽器の可能性の広さと彼の曲づくりの才能を知らしめた。
村雨博士から買わされたというロボットが第3のメンバーというあたりが憎いテクノ・デュオ、月刊プロボーラーのファースト・アルバム。自称“泣き虫青春テクノ”。ポップな歌ものは、かなり電気グルーヴの影響が強い。不真面目なようで真面目なテクノです。
モー娘。の後輩、通称“ベリ工”のシングル3作目。(1)は琉球三線の音色が夏らしくていいのだが、音が大きすぎて、彼女たちならではの“集まればパワフル”という魅力と相殺されているのが残念。でも、ロー・ティーンの日常を歌う(2)は、素直に「かっちょええ!」です。
DJ KAORIとのコラボレーションにより、クラブ・シーンで人気を得ているR&Bシンガー、Elianaの3枚目のシングル。高い歌唱力と抜群のリズム感は、ただの“期待の大物新人”の枠を軽々と超えている。MISIAらと比較されるのも時間の問題でしょう。
90年代のシーンを彩った名グループ、NAKED ARTSがDJ TONKの手により再結集。ジャズ、ファンク、ソウルをスムースに掛け合わせたリード曲(1)の上で、あの頃よりも確実にスキル・アップしたMILI、K-ONのラップが聴ける喜び。ほかの曲もナイス。