2004年7月22日発売
ジャンル
通算8枚目となるアルバムの中に飯塚雅弓が描き出したのは、2004年という今現在の自分自身の感情を詰め込んだ日記のような歌たち。全体的に洗練されたポップスが主軸になっているのも、アンニュイな彼女の大人の心模様を具現化した成果。微笑ましい一枚だ。
デンマークの5人組デス・メタル・バンドのサード・アルバム。恐るべき破壊力を持った剛直ヘヴィ音像と、スラッシュ・メタルばりの突進力をうまく融合させたキレ良いサウンドは、まさに怒涛と言うに相応しい。ボーナス収録のカヴァー2曲も迫力十分だ。
スウェーデンの古豪デス・メタル・バンドの6作目のフル・アルバム。ブルータルかつ端正なスラッシー・ナンバーもさることながら、ヴォーカルも含めアット・ザ・ゲイツを思い出すメロディアスな曲も印象的だ。(10)(11)は日本盤のみ。PCなどで(1)PVも観られる。
知られざるベテランのテナー・サックス奏者ボブ・キンドレッドのワン・ホーン・カルテット作。キンドレッドはインディーズに作品があり、最近ではジミー・スコットの作品に参加。有名ではないが、ベテランらしい深みがありジャズ・テナーらしい響きがある。
2003年のアルバム『新しき日本語ロックの道と光』で日本のロック・シーンに彗星のごとく現れたサンボマスターの渾身のソウル・チューン。さらなる新しき日本語ロックを提示する意欲作だ。
通算5枚目のシングル。TBS系列で放送中の『SUPER SOCCER』のテーマ曲に使用された(1)をはじめ、難易度の高いバラードを持ち前のシルキーなヴォーカルでしっとりと歌い上げている。ブレイク後も浮つくことなく、自分の道を進む姿勢に好感が持てる。
(2)は話題の映画、『誰も知らない』の挿入歌。ジャケットは映画に出てくる4人の子供たち。タテタカコは長野出身のシンガー・ソングライター。ピアノの弾き語りで人生と向き合ったきわめてマジメな歌を歌う。(2)では“異臭を放った宝石”と凄いフレーズが。凄い逸材かも!?
82年に発売された、Charのソロ・アルバムの再発。金子マリ、鳴瀬喜博、佐藤準ら、彼と関わりの深いメンバーが集結したセッション的な内容。スリー・ドッグ・ナイトのカヴァーも収録。
ジョニー・ルイス&チャー(ピンク・クラウド)のドラマー、ジョニー吉長のソロ・アルバムの再発。石田長生、ラッキー川崎、金子マリ、ルイス加部らが参加。Charとの共同プロデュース作。
ジョニー・ルイス&チャー(ピンク・クラウド)のベーシスト、加部正義のソロ・アルバムの再発。ジャケット・イラストも彼が手がけた。Charとの共同プロデュース作。
日本の若きヘヴィネス・バンド、EDGE OF SPIRITとIMMORTALITYによるスプリット・アルバム。メタリックかつメロディアスな前者、デス・メタルからの洗礼を浴びた後者と、どちらも強力な音を轟かせる。圧倒される一枚。