2005年10月5日発売
祈り祈り
パイプ・オルガンの包容力あふれる響きが、沈潜するヴァイオリンの音色を優しく包む。しかし、なぜか日本を強く感じる音風景。このアルバムの意図は、この風景を実現せしめることにあったに違いない。「アヴェ・マリア」のクライマックスがここまで胸に迫るとは。★
KING goes CALYPSOKING goes CALYPSO
2004年に惜しまれながら解散してしまったデタミネーションズのアルト・サックス奏者・巽朗のソロ・プロジェクト、第1弾。カリプソ・バンド、カセット・コンロスのバックアップを得て、心地好いサウンドを聴かせてくれる。
楽園楽園
沖縄在住の女性シンガー・ソングライターによる『life is melody』に続くミニ・アルバム。史上最年少で琉球古典音楽安冨祖流教師免許を獲得した彼女、本作でも沖縄民謡とポップスが融合した美しいポップ・チューンが聴ける。