2005年11月発売
米フロリダ産のデス・メタル・バンドのサード。ドラッグの問題からベースが交代したものの、地獄の底から響いてくるかのようなヘヴィで激烈でブルータルなサウンドは不変のまま。モノトーンの攻撃性の中へ切り込んでくる鋭角的なギター・ソロも健在だ。
伊シンフォニック・メタル・バンドによるアルバムは、ニュー・シンガーを迎えて壮大なテーマに挑んだ一作。怒涛のパワー・メタルとシンフォニックなサウンドが渾然一体化。そのスタイル自体に新味はないが、楽曲はマニア心を刺激するに充分の魅力を持った一作だ。
ジャズ専門誌『スイング・ジャーナル』の読者が選ぶエディ・ヒギンズ・トリオのベスト盤。約80曲の名曲・名演の中から厳選されたナンバーを収録している。本盤は、バラードを中心に選曲した1枚。
ジャズ専門誌『スイング・ジャーナル』の読者が選ぶエディ・ヒギンズ・トリオのベスト盤。約80曲の名曲・名演の中から厳選されたナンバーを収録している。本盤は、超有名なスタンダード・ソング中心に選曲した1枚。
アフルベークはご機嫌なピアノ・タッチで一部の人から熱い視線を送られてきた。その彼が、ここではひたすら明快でシンプルなフレーズを駆使して楽しいジャズを聴かせてくれる。聞けば引退していたというが、ならばこれは見事なカムバック作だ。
人気ドラマ『1リットルの涙』の主題歌として起用されたKの4枚目のシングル。前作から松尾潔がプロデュースを手掛けたことで、ブラックなテイストにさらに磨きがかかった。情感あふれるKのヴォーカルが際立って説得力を持つ。ジョー・ジャクソンのカヴァーも嬉しい選曲。
デビュー20年を超えるベテランになった渡辺美里のオリジナル・アルバム。自ら作った楽曲のほか、今回も大江千里、槇原敬之、TAKURO、木根尚登といった豪華作家陣が参加、楽曲にもそして彼女のヴォーカルにも、ゆるぎない自信と余裕が感じられる。
制作・出演
BigJohnTENTA / BloodestSaxophone / The88 / THETRAVELLERS / TRIBECKER / アブラーズ / ロッキンイチロー&ブギウギスイングボーイズ / 勝手にしやがれモンキーズの成功を受けてTVドラマを母胎に誕生した架空のファミリー・グループのベストが、詳細な解説とともにいよいよ登場。アイドル人気を誇った長男役デヴィッド・キャシディの音楽的な野心をうかがわせる(10)のような未発表曲含め、聴きどころは多い。