音楽むすび | 2005年11月発売

BPO音楽監督就任コンサートの、記念すべきライヴ録音。オーケストラの配置を変え、ワン・フレーズごとに徹底的に吟味を尽くした演奏は、新時代の幕開けにふさわしいものとして大きな話題を呼んだ。

12年ぶりのアルバムは、2枚組大作。アンビエント・テクノへの関心をうかがわせる［1］、アコースティックな音色を生かした［2］と表情を振り分け、“休業”中に温めていただろう広がりと深まりをうかがわせる。孤高だが冷たくはないあたりに新境地が。★

2005年発表のベスト・アルバム。80年代に世界中を席巻した数々の大ヒット・ナンバーに最新リミックス5曲をコンパイル。根強い人気を誇る彼らの魅力を凝縮した入門者にも嬉しい1枚。

メジャー移籍で勢いに乗る4人組バンドのファースト・マキシ。青気たっぷりのキラキラ爽やかなギター・サウンドが鮮やか。活動の幅をグングン広げつつある彼らが、音楽のそれをも拡大した片鱗が見られる。とりわけポップ・センスの著しい成長が目立つ。