2005年12月発売
元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク率いるメロディック・メタル・バンドの3作目。カヴァー曲やリメイク、外部のソングライティングを採用するなど、良い曲への拘りが生んだアルバムの完成度は前作の比でなし。“美旋律の覇者”の名に恥じぬ傑作。
フランス出身のヘヴィ・メタル・バンド、アダージョの3作目。悪魔や地獄など、ダークなものをテーマに、重厚かつスピード感あふれるメタリックな音世界を展開。新加入のブラジル人シンガーも音圧に負けない、堂々たる歌いっぷりを披露している。
スウェーデン産メタル・バンドのデビュー作。アイアン・メイデン直系の楽曲群は伝統的メタルの王道を行くもので、ヒネリのなさが逆に功を奏している。ブラック・メタル風の邪悪なメイクは、ホラー・ストーリーを下敷きにしたコンセプト・アルバムだから?
アーテンションで名を馳せた技巧派キーボーディストによる新プロジェクト第1弾。ジョー・リン・ターナーやドゥギー・ホワイトら誰かの顔が浮かぶようなシンガーの人選に思わずニヤリだが、実際、様式美メタルの模範的サウンドで押し捲った一作に仕上げている。
UKトランス・シーンで活躍する人気DJコンピ第6弾。シリーズ常連のDOUGALに、SY、VIBESの2DJをプラス。ハードコア・トランスや“ハピコア”ことハッピー・ハードコアが炸裂のトランシーな世界に誘うノンストップ・リミックス集。
ヨーロッパの人気DJ、Hixxy、Sharkey、Dougaがそれぞれ1枚ずつ自身のトランス・ワールドを展開していく3枚組作品。イギリスでもヒットを記録したという高速BPMの絶頂アゲアゲ状態の連続は、ハッピーコア・トランスのリアルな記録だ。
フル・アルバム『ザ・ドキュメンタリー』が大ヒットを記録した後だけにまぎらわしいが、それ以前、他のラッパーとの抱き合わせで発表されてきた初期音源をまとめたのがこれ。低予算丸出しのコテコテ・ギャングスタぶりに、現在の成功の萌芽を見るのもオツ。