2005年2月発売
MINIMAL WORKSMINIMAL WORKS
ミニマル系現代音楽家がクラブ・ミュージックを作ったらという仮定で生み出された、ストイックなミニマル・ラウンジ・ミュージック。確かにスティーヴ・ライヒがクラブ・サウンドに接近したらこんな感じだろうと思うと同時に、逆説的にライヒの先進性をあらためて実感。
LAST SONG〜最後の詞LAST SONG〜最後の詞
今作は、いままでの清春のヒット曲である黒夢の「少年」や、Sadsの「忘却の空」に通じるような、キャッチーなメロディ路線を継承したナンバーで、まさに“清春メロディ”の最高傑作といえる1曲だ。
STARS FROM DECADE〜輝ける星たち〜STARS FROM DECADE〜輝ける星たち〜
一曲のヒット曲がその人のイメージを固めてしまう不幸な例は、特にシンガー・ソングライターによく見られる。河口も「桜」の印象が強いが、実は切々と歌い上げるだけじゃない、多くの芸を持った懐の深い男だということをこの再発されたアルバムは教えてくれる。