2005年6月22日発売
初期アンセムの最高傑作と名高い87年発表の3rdアルバム。クリス・タンガリーデスをプロデューサーに迎え、「正義」をコンセプトに制作された。重厚なサウンド、強靭なリズムと全編にわたってテンションの高い作品だ。
90年発表の初の海外レコーディング作品となった6thアルバム。本作からバンド初のシングル「Love On The Edge」もリリース。DON AIREYがゲストで参加している。レコーデング直後にヒロヤが脱退した。
ジャパニーズ・メタル・シーンのみならず、海外でも高い評価を得ていたアンセム。中間英明に代わり、清水昭男を新ギタリストに迎えて製作されたラスト・アルバムは、ロンドンで録音されたハードかつヘヴィな1枚。
ドラムとギターとヴォーカルの三人組。少し渋めのヴォーカルがブルージィだったりもするが、メイン・ナンバーの「トライアングル」は子供の声がフィーチャーされていたりもして、爽やか。ちょっとドキッとするバンド名だが、歌っていることは健康的。
89年発表の5thアルバム。レコーディング時に喉を潰し、強引な治療法を施したという森川の凄まじいエピソードが窺える、緊張感あふれる1枚。歌、楽曲、メロディ、サウンドのすべてが円熟味を増した名盤だ。
演歌歌手らしからぬルックスで女性ファンを多く獲得している岩出和也のキング移籍第1弾シングル。タイトル曲は彼が今まであまり歌ってこなかったタイプの曲で、力強さの中に哀愁感が漂う楽曲となった。
『米つぶの詩』に続く、二葉百合子の芸能生活70周年記念リリースの第2弾。収録曲2曲とも、彼女の魅力を最大に活かした浪曲の曲調が楽しめる骨太な演歌。前向きに、力強く生きようという人たちへの応援歌だ。
アナスタシアはその実力は言うまでもなくヴァイオリン界でも1、2位を争う美貌の持ち主。6枚目となる本盤はそんな彼女をエレガントに演出する内容。比類ない甘美さで迫るチャイコフスキー、情熱が漲ったプロコフィエフなどなど、彼女の魅力が炸裂している。
響きに重きを置くジャズ・ピアニストは比較的少ないのだが、おそらくクラシック出身なのだろう、サントルソラは響きに着眼している。3度と6度の音程を基準にした独特な調律法を活かして、自分のスタイルの効果を最大限に発揮している。
TV番組『あるある大辞典』で特集が組まれ注目の、「テンポ116のマーチ」。脳波と共鳴しα2波が最も出やすく、集中力がアップするということが科学的に解明された「マーチ」を集めた音楽集。集中力が欲しい時のBGMに最適。
85年のアルバム一枚で姿を消したメロディアス・ロック・グループFURYを率いたラ・ブランク兄弟による20年ぶりの復帰作。美しい旋律とドラマティックなギター・サウンドによる、大人の心を騒がすロックだ。歌声にも艶があり、曲のクオリティも高い。
ハード・ロックと日本的な美意識との融合をよりいっそう推し進めた6作目。麗しいメロディが時折和楽器を含んだ壮大なアレンジによって加速しては、醜悪と美徳の両方を見せていくその手法はもはやオリジナル。“義経”をテーマにした組曲はまさにその集大成とも言える。
ドイツのメロディック・パワー・メタル・バンド、フリーダム・コールの4作目。ヘヴィなギター・リフとキャッチーなメロディのハーモニーでドラマティックに盛り上がる楽曲が多い本作は、メタルでありながら、現代米パンクに通じるポップさも楽しめる。