2005年6月22日発売
鶴田浩二、フランク永井、赤木圭一郎などの名曲をカヴァーしたミニ・アルバム。ソフトなコブシ回しと伸びやかな高音を活かして、バラエティに富んだ名曲にチャレンジ。なお7曲目は、自身のオリジナルでドラマティックな歌唱を聴かせてくれる。
大阪出身の10人組バンドのセカンド・アルバム。5本の金管楽器を中心にして、インスト・ナンバー主体にスカやジャズ、ラテン音楽を親しみやすいテイストで繰り出していく。メロディが印象に残る曲ばかりで、快活な曲とロマンティックな曲が同居する点も魅力。
北九州発、キラキラでピコピコのギター・ポップを奏でる4人組。1年半ぶりのメジャー2枚目は、ドラムンベースやハウス、エレクトロなどを自在に取り入れ、ネオアコ風哀愁メロディと舌足らずの少年ヴォーカルがバランスよく揃ってる。カワイイもの好きな方へ。
結成10周年記念アルバムで通算9作目の本作にはスリービックリーズと渡辺貞夫がゲスト参加。(2)のイキの良いアレンジとパフォーマンスに大満足。有名曲(6)も彼等流の熱くかつ斬新なリズムに乗せ生まれ変わらせてしまうところが見事。(11)がスペシャル・ボーナス。★
“ギターの詩人”などと勝手に呼んでいたが、今回のアルバムでそれを変えなければならなくなった。「クラシック・ギターにトロピカル・タッチを加えた」という批評はまさに名言。でもこれだけ豊かな才能があるのだから、いずれ過去の名品も演奏してほしい。
静かで落ち着いたギターの響き。弾き手の年齢も国籍も超えたところでの音の連なりが音楽を形成していくまでが、空気のなかで舞い踊る何かが目に見えるように、ひとときのイリュージョンを形作る。楽器も演奏者もお互いの存在を意識させない空間の美質。
ジャズ、ファンク、サルサ、ロックなどをルーツに持つ、インプロヴィゼーション・ジャズ・バンドによるセカンド・ミニ・アルバム。決して自己満足に陥らず、聴き手に向かって“開かれてる”空気感がなんとも気持いい、オリジナルにして高品質のダンス・ミュージック。
シカゴ出身の4人組によるセカンド。オルタナ以上メロコア以下というようなオーソドックスなサウンドで平均的なアメリカの今のロックという感じ。ゲット・アップ・キッズなどで知られるエド・ローズがプロデュースで音はしっかり作られている。
87年6月にLAのCUNTRY CLUBで行なわれたライヴの模様を収録した、バンド初のライヴ・アルバム。発売当時はLP1枚分だった収録曲を、CD化にあたって余すところなく収録した完全版。また貴重なライヴ・テイクをボーナス・トラックとして収録。
柴田直人を中心に結成された日本初の本格派パワー・メタル・バンド、アンセムが85年発表した記念すべきデビュー・アルバム。荒削りな演奏だが、硬質で高い完成度を誇るジャパメタ界における重要アルバムの1枚。