2005年6月発売
100曲をCD6枚に詰め込んだ『ベスト・クラシックス100』の続編は、ピアノ編となった。これと思うような作品は、ほぼ網羅している究極のコンピレーション。価格面でも演奏面でも満足のBOX。
KICK THE CAN CREW活動休止後、ソロとして活動しているKREVAのサード・シングル。暖かいシンセの音色と、ゆったりとしたリズムで、一発でKREVAの音とわかる個性がすごい。ヴォーカリストとしても、かなりイケてる!
『ワイ・バイ・ワン』から2年半ぶりとなる5thアルバム。今回は彼ら初の2枚組で、ハードなエレクトリック・サイドと、ノラ・ジョーンズ、ジョン・ポール・ジョーンズらを迎えたアコースティック・サイドが聴ける。
アンダーグラフのメジャー1stアルバム。大ヒットしたメジャー第1弾シングル「ツバサ」と続くシングル「君の声」のほか、ライヴでもおなじみのインディーズ時代の名曲「hana-bira」の新録ヴァージョンも収録。
小田和正がいまだ第一線のポップ・シンガーだということを知らしめる一作。声にはさらに迫力が増し、ラブ・ソングを歌うことへの覚悟も明快。揺らぎのなさでリスナーの心に迫る、直球勝負の全11曲。うち10曲がタイアップ曲。タイトルが最大の謎。★
小林武史プロデュースのファースト・アルバム。ソウルフルなふくよかさ、多彩な表情、力強い表現などをあわせもつ実力派の歌い手で、小林はオーガニックな音作りに徹することで、彼女のナチュラルな魅力をストレートに引き出している。スケール感豊かな佳作。
サイの独奏は敏捷性と流麗さ、そして即興性にあふれ、爽快そのもの。特に弱音で鍵盤上をササッと動き回る時の音色の素晴らしさも彼独特のものである。第21番の自作のカデンツァも、まさに水を得た魚。透明感と躍動感一杯の伴奏も万全。録音も最良。
印象的なメロディ使いと多彩なリズム・ワークの技は作品ごとにどんどん磨きこまれているが、常にサウンドの芯にヘヴィさとソリッドさを堅持しているところが彼らならではの魅力。シングル・ヒット曲(3)(11)(13)を含む貫禄の6作目。疾走しても重厚に攻めても美意識が崩れない。
アイアン・メイデンのシンガーが約7年ぶりに制作した6枚目のソロ・アルバム。プロデュースはお馴染みのロイ・Zが務めている。音楽的にはこれまで同様に正統派ヘヴィ・メタル。アートワークで体現している神学などの歌詞の世界観も興味深く響く。★