2005年6月発売
トロピカルビーチトロピカルビーチ
奄美大島出身のガールズ・ヴォーカル・トリオの4枚目のシングル。作詞はメンバーが担当している。ダンサブルなサウンドだけに終始せず、宇徳敬子作曲のポップなメロディを唄うことによって、かえってガーリーな雰囲気が際立つ。今後の成長が楽しみ。
宵のクチビル宵のクチビル
ファースト・アルバム。ファンク、ブルース、ソウルを日本語に翻訳し、独特のイナタい感触の歌に仕上げている。粘っこい声でブルース・フィーリングあふれるヴォーカルが魅力的。タイトに引き締まったボトムやパワフルなホーンのバンド・サウンドも心地いい。
Going [2001〜2005]Going [2001〜2005]
2001年6月の東京ドーム公演を終え、原点を再確認しつつ次の世界に足を踏み入れた、ゆずの現在に至るまでの軌跡を、2004年アテネ五輪中継でお茶の間にも知られるようになった(1)から全15曲でたどっている。飾り気のないポップな味が彼らの魅力と再確認。
Home [1997〜2000]Home [1997〜2000]
シングル曲を中心に時系列でヒット曲を並べた2枚同時発売のベスト盤の1枚目。ファースト・シングル曲の(3)など懐かしく、声も若い。転機となった99年のアルバム『ゆずえん』から6曲を収録。20世紀末に路上から急成長した二人の足跡をたどれる。村上隆のイラストでジャケ買いもアリ。★
光跡光跡
日本のインディ及びメジャー・シーンを自らの歩幅で渡り歩いて早15年。The Petebestの約3年8ヵ月ぶりとなるフル・アルバムは、より強靭になったバンド・サウンドを武器に、原点回帰なグッド・メロディが満載だ。
インコンプリート・グレン・ティルブルックインコンプリート・グレン・ティルブルック
エイミー・マン、ロン・セクスミスが作詞で参加。クリス・ディフォードとのコンビ解消後の苦肉の策だったそうだが、甘さと皮肉っぽさが交錯する、独特の風合いを失っていないのはさすが。ランディ・ニューマンに取材した体験を歌った(9)もおもしろい。