2005年9月発売
片寄明人・ショコラ夫妻の初のデュオ作品。ともにキーが高くソフトな歌声なのでデュエットの相性が良く、ジョン・マッケンタイアらによる、アコースティック楽器を多用したオーガニックで緻密なサウンドもお見事。繊細なやさしさがあふれるラブ・ポップ・アルバム。
叙情とビートの融合感をいっそう強めている6作目。先行シングル(12)(6)で見せた動と静のダイナミズムを自然に押し広げたかの起伏を具えた作風だが、ラテン風味の熱情もレゲエの哀感もエレクトロニカな躍動も彼らならではの都会的感性のフィルターを通して描かれている。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら
デビュー4年目を迎えた椎名佐千子の「対馬海峡」に続く5枚目のシングル。本作では衣装の趣きを少し変え、大人っぽくなった彼女の歌唱が楽しめる。カラオケでもより歌いやすい、耳馴染みのよい楽曲だ。
兵庫県は川西出身の女性シンガー・ソングライター、植村花菜のサード・シングル。ストリートで歌っていたところをスカウトされ、そのままコンテストに応募→グランプリ獲得という華麗な前歴を持つ。歌と曲に力があります。
発売元
キングレコード株式会社郷愁が甘さを超え、怒りや諦め、悲しみに通じるのが“今”という時代なのかもしれない。そう思わされてしまう曲と歌唱だ。後半で聴ける、彼の“カウンター・テナー”でない歌も、さすがと言うほかない。(5)や(8)では、心が泣いたよ、本当に。思わず沢知恵を連想。★
「心に響く美しい日本語」をテーマにした朗読シリーズの第11弾。西条八十に「若き童謡詩人の巨星」と言われながら26歳で夭逝した金子みすゞ作品を、小林綾子、宮崎美子、壇ふみが朗読。素朴で温かな世界が楽しめる。
後世に残したい美しい日本の言葉をテーマにした朗読CDシリーズの1枚。個性豊かな朗読者たちが厳選された歌を風情たっぷりに読み上げる名作選。