2006年10月25日発売
制作・出演
イギリス室内管弦楽団 / オシアン・エリス / ジェルヴァーズ・ド・ペイエ / バリー・タックウェル / ピアーズ / ピーター・ピアーズ / ブリテン / ベンジャミン・ブリテン / ロンドン交響楽団制作・出演
オシアン・エリス / ジェイムズ・ボウマン / ジョン・シャーリー=カーク / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / バリー・タックウェル / ピアーズ / ブリテン / ベンジャミン・ブリテン制作・出演
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ / サイモン・プレストン / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / バッハ合唱団 / ピーター・ピアーズ / ベンジャミン・ブリテン / ロンドン交響合唱団 / ロンドン交響楽団第1回レコード・アカデミー大賞を受賞した歴史的名盤が、最新のハイ・ビット・リマスタリング仕様で甦った。しかも今回は、貴重なリハーサルの模様も収録されている。
ちょい不良(ワル)ブームに対応したジャズ・コンピ。アトランティックの音源をもとに、クラブ系でも人気のコルトレーンやハービー・マン、レス・マッキャンのナンバーなどを収録。この秋のモテ・アイテムの1つとして車に装備したい1枚だ。
ユンディ・リ初の協奏曲録音。2000年のショパンコンクール優勝以来、彼はエネルギッシュでスケールの大きな表現と、デリケートで豊かなニュアンスの融合を追い求めてきた。その成果がみごとに華開いた演奏だ。クリアな音色がすばらしい。超優秀録音。
ハーンの名技に勝るとも劣らない大植のサポートぶりに注目。日本を離れた空気のなせる技か、ハーンのオーラにインスパイアされた結果か、柵から解き放たれたような自由闊達な競演を繰り広げている。久々に理屈抜きの音楽を楽しむことができた満足感。★
英出身サイモン・フィッシャー・ターナーのプロジェクトのデビュー作(87年発表)。モンキーズ、PIL、タートルズなど興味深い選曲のカヴァー集だ。キングの名前にふさわしく品位があってセンスのいい、オリジナリティたっぷりのポップスに仕上げている。
サイモン・フィッシャー・ターナーが、あえてキング・オブ・ルクセンブルグ名義で88年に発表の2作目。ルクセンブルグ王に扮したサイモンのシュールでファンタジックな世界を描いたコンセプト作であり、60'Sサイケからニューウェイヴ、トラッド感覚のゴッタ煮的な怪作だ。
“ネオアコ”というキーワードとともによく取り沙汰され、鈴木慶一や小山田圭吾らとの交流でもよく知られるフランス人アーティストが、86〜89年にロンドンのエル・レーベルに残した初期3作が、紙ジャケット仕様&最新リマスター&それぞれボーナス・トラック入りで再発された。ブライアン・ウィルソン/ザ・ビーチ・ボーイズからの影響が色濃いコーラス・ワークの美しさ、またアイディア豊富なアレンジ・センスには定評があるが、英国風の捩れたポップ感覚の一方で、母国語の扱いがまた絶妙だったりする。
ボーダー・ボーイズやアルカディアンズなどで活躍した、ルイ・フィリップのソロ2作目のアルバム。前作で研究し尽くしたビーチ・ボーイズ的コーラス・ワークと、ポール・マッカートニーのようなポップなメロディが魅力だ。
ボーダー・ボーイズやアルカディアンズなどで活躍した、ルイ・フィリップのソロ3作目のアルバム。ブライアン・ウィルソン的ポップ・センスと、ジャズ色を濃くしたアダルトなサウンドが魅力。アイディアの豊富さは特筆に価する。
“バカラックとモリコーネの英国での出会い”と称された曲者バンドの88年発表の名盤が紙ジャケ化。スウィングからボサまで、同時代の潮流とはかけ離れた趣味性の高い音楽をオシャレにまとめた傑作だ。所属するエル・レーベルの方向性を象徴していた一枚といえるだろう。
ピストルズやクラッシュと並ぶロンドン・パンクの立役者、シャム69の3作品が紙ジャケで登場。78年の1作目『テル・アス・ザ・トゥルース』は当時、A面がライヴ、B面がスタジオ録音の異色作だったが、バンドの勢いと当時の生々しさが伝わるライヴは圧巻で、ボーナス8曲も貴重。同じく78年の2作目『ザッツ・ライフ』は、シャム69版『四重人格』と絶賛されたコンセプト作品で、曲構成から演奏まで著しい成長を遂げた力作。解散発表後に発表した79年の3作目『ジ・アドヴェンチャーズ・オブ・ハーシャム・ボーイズ』は、不公平な社会や退屈な日常に対する疑問や怒りを歌った彼ららしい作品で、ヤードバーズの名カヴァー曲ほか、ライヴを含むボーナス8曲も聴きものだ。