2006年11月発売
エレキ〜クラシックを経てフラメンコ・ギターへとたどり着いた沖仁。彼にしか奏でられないだろう、どこまでも情熱的でありながら微かに湿り気を帯びたポップ感いっぱいのサウンド。この微妙な心地よさは、そのギター遍歴の終着点か、はたまた通過点なのか。
くま、くま、くま……のリフレインがクセになりそうな、世界のウタダ初の童謡。子ども向けとはいえども、ダジャレ的な言葉遊びや唐突なフランス語のフレーズなど脱力具合もこれまた見事、天才ディーヴァのリラックスした一面がみられる異色作。特別盤は本人作の絵本付き。
2006年11月発表のシングル。彼女がプレゼントされたクマのぬいぐるみをモチーフにした心温まるナンバーで、自身初の童謡としても注目の作品だ。同年10・11月度のNHK『みんなのうた』に起用。
2006年11月発表のアルバム。“無償の愛”をテーマにストリングスを採り入れた「Innocent Love」やTBS系ドラマ『こちら本池上署』の主題歌「100億のLove Story」などを収録。本作も期待を裏切らない高品位な仕上がりだ。
サージェントがウィーン・フィルを振った、珍しい録音(「ポホヨラの娘」はBBC響)。1960年前後の録音だが、すんなり聴きやすい音で収録されている。なかなかに雄大でダイナミックな演奏を繰り広げており、BBCとの熱演も光る。
1979年度のレコード・アカデミー賞を獲ったセットの分売。当時のフランスの若手演奏家が集っての、新鮮なフォーレが高く評価された。本作で聴くことができる30歳のデュメイとコラールの演奏は、なんとも瑞々しい。
フォーレ初期の親しみやすい名作と、レクイエムと同じ時期に書かれた中期の傑作を収録。ピアノのコラールを中心に、フランスの若手で固めたメンバーによる、清新なロマンティシズムと力強さが一体となった演奏が素晴らしい。
フランスの若手演奏家が集って完成させた、フォーレの室内楽全集からの分売。第4巻は、長い年月をかけて完成させた第1番と、晩年の傑作第2番を収録。本作では、パレナンSQの存在感が断然に光っている。