2006年2月発売
前作『69 -Ima Player-』でソロ・ラッパーとして思う存分自身のスタイルを追求したAK-69が、ラッパー / シンガーそれぞれの名義でアルバム2枚を同時発売。本作は、ラッパーの本領発揮したヒップホップ盤。
名古屋出身のAK-69 a.k.a. Kalassy Nikoffのソロ・アルバム。ラッパーとシンガー2作同時に発表したアルバムのうち、こちらはシンガーKalassy Nikoffとしての作品。ヒップホップ・シーン直結のシンガーとして、パーソナルでリアルなメッセージを唄う。
キング・クリムゾン・ファンでもその評価の分かれるフリッパトロニクスによるサウンドスケープ。川の流れのようにいつまでも続く音の流れ。ある者には陶酔し、ある者はトランス状態に入り、ある者は退屈する。(6)では珍しくスパニッシュなアコギを聴かせる。
デイヴィッド・シルヴィアンが、実弟のスティーヴとエレクトロニカ畑の俊英バーント・フリードマンとユニットを結成。ソロ名義だった『ブレミッシュ』に比べ“歌”に的を絞った内容で、独特の叙情性がわかりやすく伝わる。北欧ジャズ人脈もゲスト参加。
プログレ界のみならずロック界でも金字塔的作品である、1969年発表の1stアルバム。ビートルズの『アビイ・ロード』に取って代わって全英チャート1位となった稀代の名盤だ。
メンバー・チェンジの中でセッション的に制作された1970年発表2ndアルバム。『宮殿』パート2ともいわれる構成で、メロトロンの音色が耳に残る。ティペットのピアノが聴きものだ。
発売元
キングレコード株式会社第27集には人気の第80番が取り上げられている。ルターのコラール「神はわが櫓」が全編に流れる美しい作品だ。今回は、ハルモニア・ムンディが擁する3大カウンターテナーのひとり、ベルタンが参加している。
1979年に結成され、ヨーロッパでは高い評価を得ているエンデリオンQの弦楽四重奏曲全集の第1弾。最新のJ.デル・マール版を使用しての初の全集となる。また99年に発見された作品を入れるなど注目のシリーズだ。
トーキング・ヘッズの最も重要な作品。メンバー以外のリズム隊に黒人ミュージシャンを起用し、ロックとアフリカン・ビートの融合という前衛的な試みを見事に結実させている。
1977年にリリースされた1stアルバムで、70年代のニューヨーク・パンクを代表する歴史的名盤。全曲、シンプルで丁寧に作られたギター・サウンドと文学的な歌詞で貫かれている。ジャケット写真は鬼才ロバート・メイプルソープの手によるもの。
元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの盟友、ジョン・ケイルと二人だけで制作したアンディ・ウォーホルへの追悼アルバム。80年代以後ウォーホルと絶交状態であったことに対する後悔と謝罪が綴られている。
2002年8月にリリースした3枚目「オメガの記憶」から2005年8月の「私のすべて」までのシングル曲を収録した初のシングル・ベスト。ダイハツTanto CustomのCM曲で尾崎豊の名曲をカヴァーした(1)や「桜」の二胡との共演ヴァージョンなど聴きどころの多いアルバム。