2006年5月31日発売
デビュー30周年記念のオリジナル・アルバム。AORな(1)からロックンロールな(7)、内省的な(10)とさまざまなタイプの作品が並ぶなか、“歌手”松山千春の存在価値を探究した作品。カッコ悪い部分、弱い部分も全部さらけだしている。近年の強面なイメージを覆す問題作。
スウェディッシュ・ロックンロール・バンドが満を持しての本邦デビュー。ハノイ・ロックス直系のスリージィなロックンロールは、北欧勢のお家芸だが、なぜかつねにフレッシュに感じてしまう。シンプルゆえのパーティ・サウンド。その醍醐味が満喫できるはず。
4枚目のシングルは、キャッチーなサビから入るインパクトの強いロック・ナンバー。ヴォーカルが感情の揺れそのままにテンポ・フリーっぽく突っ走り、ギターとベースは気ままにダンシング。パワフルなドラムが、この自由奔放なプレイを裏からキッチリまとめている。
渡辺プロダクション50周年を記念して、50年代ー70年代の渡辺プロ所属アーティストのヒット曲をレーベルの枠を超えてCD5枚に100曲収録。
エストニア出身、女性3人組ロック・バンドの3rdアルバム。本作で4人から3人編成になったが、実力に裏打ちされた確かな演奏も叙情的な美しいメロディも健在。欧州ではすでに人気を得ている注目のバンドだ。
92年発表の1stソロ・アルバム。クイーンでの華麗なプレイから一転、ブルース色の濃い人間味あふれるロックを披露。ジョン・ディーコン(b)やコージー・パウェル(d)など、豪華アーティストが参加。
1年ぶりのシングルは、2曲とも作曲を元SIAM SHADEのDAITAが担当。とはいえ、彼女の楽曲アレンジの多くを手がけている大坪稔明が編曲していることもあり、とても晴れやかで希望に満ちあふれた開放的ナンバー/激しさも秘めた刹那系メロウ・ナンバーとなっている。
日本人の父とイタリア系アメリカンの母を持つ女性シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの3曲入りシングル。「KISS FROM A ROSE」はシールの曲を日本語でカヴァーしたものだが、難しい譜割りをうまく日本語化しているあたりに非凡な才覚を感じる。
デビュー曲「SAKURA」のヒットで注目された、男女三人ユニットのセカンド・シングル。70年代歌謡曲〜J-POPの流れに沿った、湿度の高いせつない歌メロに、それなりにロックなサウンドをまぶした聴きやすさがミソ。女性ヴォーカルのひたむきな素直さがまぶしい。