2006年6月発売
源頼光の四天王のひとり、渡辺綱が茨木童子の左腕を切り落とすという謡曲をモチーフに、現代によみがえらせたデビュー20周年記念曲。何かのために命を賭けて戦う、という日本男児に脈々と受け継がれている闘争本能を雄雄しく歌い上げている。
UKポップ・バンド、ブルーの元メンバーだった彼のソロ作第1弾。ソフィスティケイトされたダンカンのヴォーカルとモダンなサウンドが絶妙に絡まり合い、清涼感漂うポップ作品に仕上がっている。いけめんのルックスとともに女性層のファンの拡大化は必至!?
“chappie”のプロデュースなどで活躍した元pal@pop、高野健一のセカンド・ミニ・アルバム。演奏やプロデュース・ワークも含め、全部自分一人でやってしまうタイプ。超天然タイプの才人なのだろう。『うる星やつら』の主題歌のカヴァー(6)もいい感じです。
前作「SINCERELY」から約10ヵ月ぶりとなる17枚目のシングル。ドラマティックにメッセージを伝える(1)のスケール感に圧倒される。デビュー作でミリオンセラーとなった「GET ALONG TOGETHER」(93年)以来、バラードには定評のある彼の本領発揮といった(3)も沁みる。
デビューから現在に至る代表曲を網羅した、CD2枚組、全32曲収録の完全ベスト・アルバム。イルカの代名詞的な名曲「なごり雪」は、オリジナルと2002年版のふたつのヴァージョンが楽しめる。
“身を引く恋”を歌った本格演歌。“もどり舟”にモチーフを得て、未練を残しつつも、自ら身を引くわが身と、空っぽになっての帰り道を重ね合わせて歌われる。
ムード歌謡を歌い続けて40周年を迎えたロス・プリモス。ヴォーカル、森聖二の声の素晴らしさは相変わらずで、それが作曲家、中川博之のメロディと合わさり、平成のムード歌謡として鮮やかに甦る。
音頭と呼ぶにはあまりにパーカッシヴなラテン・グルーヴに乗せ、浮世の“もったいない”事柄を朗々と歌い上げた表題曲。“ボイン”や“おニュー”や“成田離婚”など、昭和ボキャブラリーが乱れ飛ぶ歌詞が秀逸だ。(2)はおなじみ昭和グルーヴ歌謡の新録版。★