2006年8月9日発売
TOO MUCH TOO COVERTOO MUCH TOO COVER
結成10周年になる、ホーン・セクションを前面に押し出した8人組の、カヴァー・ミニ・アルバム。全6曲は、J-POPからスタンダード曲からナツメロまであり、彼らのルーツがかなり幅広いことを物語る。どの楽曲も、いい意味でオリジナルを破壊している。
トロピカル道中トロピカル道中
トロンボーンをフィーチャーしたファニーなインスト・バンドのサケロックに、マルチ・プレイヤーで知られる高田漣とパーカッショニスト・ASA-CHANGが加わった即席バンドのアルバム。タイトルどおりトロピカル・ムードを漂わせつつも、どこかいびつで毒気のある音だ。★
SeaSea
ラテン色に彩られた情熱と哀愁のサード・アルバム。参加ミュージシャンもバラエティ豊かで、伝説のGSバンド・オックスの岡田詩郎がギターで参加した(1)、注目のバンド・スピカが手掛けた(2)、TUBEの春畑道哉作曲の(3)といったシングル曲をはじめ全12トラックを収録。
空路空路
横山裕章、関淳二郎、AxSxEという三者三様のプロデューサーを迎えた“ウタギターソングライター”のサード・ミニ・アルバム。心象風景と化す言葉が豊かな情緒を湛えたメロディと有機的な絡まりを見せている音楽には、リスナーの心をオフ・ガードにするマジックがある。★
THE BEST of FANATIC◇CRISIS B-Side CollectionTHE BEST of FANATIC◇CRISIS B-Side Collection
2006年8月リリースのカップリング曲集。97年のデビューから2005年の解散までに彼らが発表した、全シングル23作品のカップリング曲を完全網羅。特に初期のナンバーはレア度が高いので、ファンには嬉しい限り。
マイ・シークレットマイ・シークレット
スウェーデンのロック・バンドWhyte Seedsの中心人物が、2005年に発表したデビュー・アルバム。ロバート・ワイアットを思わせる繊細な歌声が、耽美なエレクトロに乗った注目作だ。