2006年発売
紆余曲折を経て、ついに伝説のラッパーがソロ・デビュー・アルバムをリリース。テラー・スクワットの盟友ビッグ・パンの急逝、親分筋のファット・ジョーとの確執などがあったが、すべてを乗り越え正統派ヒップホップの伝道者として、新たな一歩を踏み出した。
横浜出身4人組ロック・バンドのメジャー2枚目のシングル。前作のラブ・ソングから一転、本作では彼らの高いアーティスト性を誇示するかのようなエモーショナルなナンバー。若さから来るエネルギーには圧倒される。
持ち味の猪突猛進ロック・サウンドと直球メッセージ、せつなく疾走感あふれるメロディの組み合わせは普遍のまま2006年でメジャー4年目に突入。ストリングスやホーンを入れた意欲曲も増え、王道青春ロックの道を踏み外さず歩いているようだ。
TVの主題歌で注目を集める新進シンガーのデビュー・アルバム。ソウル出身の22歳。教会で歌っていたそのヴォイスは“天国からの歌声”と呼ばれていた。なるほど、切なく美しい歌声の持ち主だ。『1リットルの涙』では彼の歌が流れると泣かされたものでした。
YUI自身がデビューの準備のために福岡を出発した当日の気持ちを歌った曲「TOKYO」は、地方から夢を持って東京へ出てきた経験のある人なら頷いてしまうに違いない、当時17歳だったYUIの決意に思わず涙する名曲だ。
デビュー曲の「Never let go / 夜空」から「ジョウネツ」までの全シングルと、幅広いジャンルにわたる楽曲を収録した加藤ミリヤの1stアルバム。タイアップ曲満載の充実した内容だ。
日米二世のシンガー・ソングライターで、これがメジャー2枚目のシングル。表題曲は生のストリングスとバンド・サウンドをバックに、彼女が力強く高らかに歌い上げる、スケール感豊かなミディアム・バラード。カップリングのピアノ弾き語りも迫力たっぷり。
人気フュージョン・バンド、T-SQUAREに98年から約3年間在籍していたサックス・プレイヤー、宮崎隆睦の初ソロ・アルバム。AOR系バラードのカヴァーを中心に、スムース・ジャズのアコースティック版といえる仕上がり。
フロリダ〜オーストラリアを行き来しつつ活動を続けるサーフ系SSWのデビュー作。30歳という遅咲きデビューゆえの、落ち着いたサウンドがとても気持ちいい。ゆったりしたアコギのカッティングに波のゆらめきを感じる。ジャック・ジョンソン好きはぜひ!
南カリフォルニア出身のヒップホップ・グループによるデビュー・アルバム。土地柄もあってかルーズでユルいサウンドは心地良く、ジャジィとレゲエのエッセンスたっぷりにシブくも楽しい仕上がり。サブライムでお馴染みのティム・ウーのゲスト参加も見逃せない。
スノーボードのプロ・ボーダーたちのクリップで使用された楽曲を中心に収録し、ストリートに根ざしたボーダー・コンピ。ジャンルの垣根を越えて、スピード感あるパンクやヒップホップなどを幅広く収録。