2007年10月3日発売
東京拠点のLITEは変拍子も絡めたポスト・ロック・サウンドを聴かせる。元ミニットメンのマイク・ワットとザ・ゴー!チームのカオリツチダによるfunanoriは旋律が沖縄っぽいところも面白い。ジャケはブラック・フラッグでお馴染みのレイモンド・ペティボン。
4ピース・ロック・バンドのセカンド・フル・アルバム。ディレイの利いたギターとハイ・トーン・ヴォーカルのコンビネーションがクセになるほど耳につく。「バックシート」や「マスク」で聴ける一筋縄ではいかないリズム・アレンジも合わせて、かなり独特な音楽を作っている気がする。★
2007年10月にデビュー10周年を迎えるm.o.v.eの2枚組ベスト。Disc1には、ファン投票で選ばれた人気ナンバーに加え新録曲なども収録。Disc2では、メンバーがセレクトした楽曲がノン・ストップ・ミックスで楽しめる。
日本に息づく、まぎれもないアイランド・ミュージックこそ沖縄の音だ。聴き手のすべてを自然と穏やかで幸せな気分へと導いてゆく、そんな沖縄の名曲16曲を一枚のアルバムにまとめたのがこの作品。青い空と青い海に抱かれた楽園の風景が目に浮かんでくる。
ハッスルレコーズからの第1弾でセルフ・プロデュース。表題曲はタイトルどおりの南部サウンドで、ホーンを含むバンド・サウンドはまろやかなコクがあり、大西の粘っこいヴォーカルも冴えまくり、これぞ大西演歌の真骨頂。阿久悠作詞の「本牧メルヘン」もいい。
デビュー10周年記念盤。彼らの原点といえる1〜3枚目までのアルバムから選定した“根”と4〜7枚目から選んだ“音”の2枚組全31曲を収録。2005年に発表したベスト盤『Going』と『Home』未収録の曲で構成し、切ない名曲揃いの彼らにとって3枚目のベスト盤といえる。
35枚目のアルバムは、1曲目から、近頃目にしなくない醒めた狂気を、唸り、叫ぶかのような歌唱に秘めて演じる凄みと出会う。時には歌を聴き手に放り投げるかのようであったり、慈しんだりと多彩な表情で歌を聴かせる。『世界ウルルン滞在記』のテーマ曲「一期一会」も収録。