2007年11月7日発売
下北沢・渋谷などで活動する4人組のファースト・ミニ・アルバム。デモ作品を下北沢ハイラインレコードのチャート1位に送り込んでいただけに、まさに待望の正規盤。ヒリヒリする緊張感と切実なエモーションを感じる轟音は迷いがないぶん、清々しく聴こえる。
dipを率いる音楽家の91〜94年のソロをリマスタリングして収録。“90年代アシッド・フォーク・ロック”を中心に、手作りで心象風景を描く3作だ。ニール・ヤングの日本語カヴァーを英語で再録音し、4曲を加え、2007年のインタビューもブックレットに掲載。
台湾の才気あふれるシンガー・ソングライターによる『僕の未来が来る』(2003年)以来、約5年ぶりとなるアルバム。洗練されたセンスと細やかな表現、さらには簡素なロック・サウンドが見事に一体化しており、中国語の世界を視野に入れた可能性を感じさせる。
サン・パロール=言葉のない歌、のタイトルどおり、ヴォカリーズ作品を集めた企画性豊かな一枚(「パストラーレ」のみ歌詞あり)。20世紀前半に書かれたものが多いが、ほのかな抒情と官能性をまとう曲が多いのは、生身の声の可能性を引き出したゆえか。小泉の伸びやかな歌唱も聴きもの。
男性4人+女性ヴォーカルという編成のバンドのメジャー第3弾シングル。このバンド、すごい! 緻密なアレンジに高い演奏力、そしてほんの少しかすれた感じが魅力的なヴォーカル。どれをとってもハイ・クオリティで、彼らの世界に引き込まれる。★
throbbing recordsの第1弾となるコンピレーション・アルバム。日本のエモ/メロディック・シーンの次世代アーティストを紹介。新しい音に出会いたいと思っているリスナーには好サンプラーだ。
話題の覆面バンドGReeeNが楽曲提供したタイトル曲は、リズミカルなリフレインとお気楽に前向きに日々を重ねていこうというメッセージ・ソング。フレッシュ&カジュアルなラップ歌詞や軽やかに口ずさみたい朗らかなメロディが、疲れた背中を押してくれそう。