2007年12月5日発売
ニュー・シングル2曲を含むベスト・アルバム。アリス時代からの長いキャリアを持つ堀内の代表曲を収録。日本人の琴線に触れる“孝雄節”をたっぷりと味わえるとともに、彼の作曲家としての力量も再確認できる。意外なバタ臭さを発見できるのも、楽しい。
英国のヘンリー・ソーンヒル卿が4人の孫に毎週送り続けた絵手紙が90年ぶりに発見されたことを題材に小椋佳が作詞作曲。NHK『みんなのうた』でオンエアされたシンプルで心あたたまる一曲。上野樹里の歌も表現力がある。オンエア版のクレイ・アニメ収録のDVD付き。
長いキャリアをバランスよくまとめた2枚組。頑なにブルース・フォームにこだわりながらも、その時その時に影響を受けた個性豊かなアーティストのエッセンスを、彼らしくポップ・ミュージックに仕上げるという、意外な器用さが味わえる(誉め言葉)。
リヴァプールから登場したシニカル・ポップ・トリオのメジャー・デビュー作。斜に構えていながらキャッチーさを併せ持ったポップ・ロックを聴けば、さすがビートルズを生んだ街で育ったバンドと思わずにいられない。おバカなドゥーワップ「女子・男子・有袋類」から引きずり込まれます。
3枚目にして初の本格的なクラシック・アルバム。ドラマ版の『のだめカンタービレ』で、千秋真一のピアノ演奏の吹き替えをしていたから、お馴染みだろう。強弱緩急の押さえどころも的確で、ショパンでの甘さと「熱情」でのダイナミズムとを持ったスケールの大きな演奏だ。
カーズのエリオット・イーストンなどとの共演で話題となった1作目に続く2作目。リード・ヴォーカルが交代するという事件があったが、音楽的には前作以上に魅力的だ。従来のポップさ、美しいメロディにさらに深みが増してぐっと大人ぽくなった。
ニック、ジョー、ケヴィン(15、18、20歳)からなる米ポップ・ロック・バンドの日本デビュー作(通算2枚目)。ルックスが可愛くて楽器もこなす実力派。ギターの音とか音楽的なこだわりもなかなかのようで、なかでもヴォーカルが気に入りました。