2007年12月発売
“ピアノの詩人”という呼称がそのまま当てはまるような、ショパンのノクターン選集。文字通り夜の夢見るような音楽が並んでいる。ピアノを究極までに歌わせたショパンの天才技が冴えわたっている。
ショパンの有名曲を集めた、ショパン入門に最適な一枚。華麗なワルツ、ショパンの根幹をなすポーランドの舞曲に根ざしたマズルカとポロネーズ、画期的な前奏曲や練習曲など、ショパンの魅力が詰まっている。
サティとドビュッシーのピアノ曲集。“印象派”ならではの「水の反映」や「月の光」、有名な「亜麻色の髪の乙女」や、サティの夢見るような「ジムノペディ」など、フランス近代の名品がずらりと並んでいる。
イギリスのエリザベス王朝前後のルネサンス期に流行ったリュート音楽集。ヨーロッパ中に大流行したダウランドの「涙のパヴァーヌ」をはじめ、哀愁漂ういにしえのメロディの数々を収録。日本人の耳にもなじみやすい名曲が目白押し。
モーツァルトの絶筆で未完に終わった「レクイエム」は、多くの謎に包まれている。「怒りの日」の激烈さ、最後の作「ラクリモサ」の絶美など、全編感動を誘う傑作だ。名指揮者コシュラーの指揮が味わい深い。
日本人の最も好きなレクイエムと言われているフォーレの「レクイエム」。ドラマティックな「怒りの日」をなくし、全編天国的な美しさに彩られている。イギリスの団体による素晴らしい演奏で聴くことができる。
甘美でドラマティックなイタリア・オペラのアリア集。トリノ・オリンピックで一躍ポピュラーになったプッチーニ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」をはじめ、有名なアリアばかりを厳選している。
ルネサンス期のジョスカン・デ・プレの至純の美しさを持つ「アヴェ・マリア」から近代イギリスはエルガーまで、古今の「アヴェ・マリア」を集めている。珍しい曲もあり、心が洗われる至福の時が流れる。
日本でも大人気のバンド、ザ・ゴー!チームの来日記念盤。UKシングル・カット曲を中心に、アルバム未収録のライヴ音源やビデオ・クリップなどを編纂。目玉はコーネリアスによるリミックスで、徐々に重なってゆくアナログ・シンセのサウンドが気持ちいい。
女性ヴォーカルを擁する二人組ユニット、moumoonのメジャー1作目。ダンサブルなテイストを持ちながらも、アコースティック楽器の響きを大切にした曲とアレンジは独特の温かさを持ち、ポップなメロディがいつまでも心地よさとなって残る。どこか無国籍でもある。
ハウス・カヴァー集第2弾で、カーディガンズからジョン・レノンまで多彩な選曲。ハウス〜ボサ・ノヴァのエレガントな音作りと、シルキーかつスモーキーなウィスパー・ヴォイスとによって、クラブ系というよりも極上のリゾート・ミュージックに仕上げている。