2007年2月21日発売
スペイン産メタル・バンドの第6作。タイトルどおり、タロット・カードをモチーフにしたコンセプト・アルバムで、クラシカルなフレイヴァーをちりばめた、勇壮かつロマンティックな作風は、シンガーの表現力向上もあり、ますます劇的に進化を遂げている。
フィンランドのデス・メタル・バンド、モルス・プリンシピアム・エストの通算3作目。エクストリームな刺激を振りまきながらも、ツイン・ギターとキーボードをフィーチャーし、ドラマティックに仕上げる。テクニカルなプレイの応酬でもある。
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンドの2年ぶりの6作目。ラップ風のヴォーカルを聴かせるタイトル曲、バンジョーをフィーチャーした「アメリカ」、ディスコを取り入れた「ディスコ・クイーン」など、新生面を見せる興味深い演奏だ。それにしても歌詞の多さにも驚かされる。
スウェーデン産メロディアス・メタル・バンドの2作目。高音域を活かしたヴォーカルと流麗なギター・ワークで、北欧然とした哀愁のメロディを際立たせた楽曲が並ぶ。ほんのり様式美がかったムードが日本人好みというか、その筋のマニアの琴線を刺激するはず。
元エグズメーションのギタリストを中心としたギリシャ出身のメタル・バンドの3作目。ヒステリック・シャウト系のヴォーカルとたたみ掛けんばかりのビートはスラッシュ+デスといった感じ。ただし、ギターは卓越したテクでメロウな旋律も奏で、起伏に富んだ構成が聴きどころだ。
NHK-BSのイメージ・ソングでお馴染みの男女二人のユニットによるマキシ・シングル。うっとりするようなMIYAKOの伸びのある美しい歌声によるバラードの「Eternal Snow」、アメリカ西海岸風の快活なロック・ナンバーの「fancy☆」など、さすがと言える出来となっている。
男女デュオ・ユニットの8作目となるアルバム。サウンドのテクスチャーに荒さと重さを加えたエレクトロ・ディスコ・トラック集に仕上げられている。配信にも積極的ながら、初回のみと思われるノベルティを含めたパッケージとしての凝り方も見事。