2007年2月21日発売
Sugarless GiRLSugarless GiRL
男女デュオ・ユニットの8作目となるアルバム。サウンドのテクスチャーに荒さと重さを加えたエレクトロ・ディスコ・トラック集に仕上げられている。配信にも積極的ながら、初回のみと思われるノベルティを含めたパッケージとしての凝り方も見事。
ホエールズ・トゥ・ジュピターホエールズ・トゥ・ジュピター
93年に発表されたムーンフラワーズの1stアルバム。前作のカヴァー集でロック以外のファンも獲得した彼らが、サイケなジャズ・ロックやダブ・パンクなどをたっぷりと聴かせてくれる。
ファンタスティック・フィロソフィーファンタスティック・フィロソフィー
もはやベテランの域に達している人の作品とは思えないほど若い作風にまずビックリ。白根賢一、三浦俊一の二人と“バンド”的ノリで制作されたサウンドの華やかさや楽曲自体のクオリティの高さにも脱帽した。何より森若の歌声が変わらずキュートでウレシイ。★
ソング・フォー・めぐみソング・フォー・めぐみ
PP&Mのポールによる、横田めぐみさんに捧げられた「ソング・フォー・めぐみ」であらためて音楽が持つパワーについて考える。表面的な声の大きさではなく、心の底からわき上がる情感をシンプルなサウンドで淡々と唄うことで、この曲に込められたメッセージが強く伝わってくる。
ファンタジア〜マイ・フィギュア・スケート・アルバム2〜ファンタジア〜マイ・フィギュア・スケート・アルバム2〜
アディエマスのカール・ジェンキンスが村主章枝のために書き下ろした「Fantasia」をはじめ、スケートのスター選手たちの競技曲を集めたコンピレーション。BGMとしても、クラシック入門アルバムとしても楽しめる。
十年〜70年代の歌たち〜十年〜70年代の歌たち〜
中島みゆき書き下ろしの「十年」で始まるカヴァー曲集。70年代の街に流れていた歌をクミコがうたうとき、そこには場違いな質感と乾いた情感が横溢。そこが凄い。なかでもディラン?の「プカプカ」で、とんでもなく面白い世界を作りだしている。別の歌だ。