2007年2月28日発売
フロリダ発の5ピース・バンド、レッド・ジャンプスーツ・アパラタスのデビュー・アルバム。ポップ・パンク、スクリーモ、メタルなどの要素を内包した、新人とは思えない高い完成度を誇る一枚だ。
90年に行なわれたエイジアの復活ライヴ(スティーヴ・ハウは不参加)の模様を収録。それぞれの卓越したテクニックはもとより、メンバーの気合いや意気込みまでもが伝わってくる。
韓国で俳優として活躍中のジョンフンの、日本ファースト・シングル。古内東子による日本語の歌詞、原田卓也の曲が美しい、切ないラブ・バラード。さらに「Imperfect」はGREAT3の片寄明人の書き下ろし。ジョンフンへの大きな期待をうかがえる。
藍坊主の5thシングルは、ドラムの渡辺とベースの藤森の共作による痛快なロック・チューン。ふとした瞬間に裏表が入れ替わるように、幅広い視点を持つことの大切さを歌っている。CDエクストラには、タイトル曲のPVなどを収録。
定番シリーズの第175弾。エイベックスがもっとも得意とし、かつ異例の長さを記録する人気シリーズ。車ファンやケータイのヘヴィ・ユーザーの間で常に需要の高いユーロビートの醍醐味を、本作でも十分堪能させてくれる。
『hell bound heart』以来となる、PENICILLINのオリジナル・アルバム。シングル曲「月千古輝」などを収録。彼らならではの痛快なセンスは、本作でも満開。結成15年の貫禄が感じられる充実作だ。
元day after tomorrowのmisonoのファースト・アルバム。西川進らしいドライヴ感あふれるロック・ナンバーからケイト・ブロウが描くダウナーなデジ・ロックなど、多彩な作家陣の手による楽曲を多色な表情に染めていくさまを味わえる、カラフル・ポップな作品。
2作同時発売となるベスト盤の一枚。前半はドラマティックに展開するバラード・ナンバーで、後半はギター・サウンドを前面に押し出したロック・チューンで構成。「HEAVEN」「part of Me」はしっとりと締めくくりつつ、表情豊かなヴォーカルで二極の世界観を見事に映し出している。
“ヘヴィ・ロック×エレクトロ”の進化型ともいえる「evolution」、ポジティヴで大らかなメロディが広がっていく「Greatful days」など、アッパー/ポップ系のナンバーを中心にしたベスト・アルバム。ダーク、シリアスな曲を軸にした“BLACK”と対をなす作品。
ファースト・アルバムにして、早くもベスト盤といった作品群。というのも13曲中10曲にタイアップがついており、なかでも有名なのは映画『蒼き狼』の主題歌「Innocent Blue〜地果て海尽きるまで〜」だろう。全体のカラーとして壮大なスケールを持った聴かせるバラードが目立ち、深みに満ちている。