2007年3月28日発売
昭和30年代を代表する女性歌手、西田佐知子の名曲を網羅した5枚組BOX。歴史的名曲「アカシアの雨がやむとき」などのシングルを発売順に並べたほか、秀逸なカヴァー曲も多数収録されている。
93年以降録音のバラードを集めた25周年ベスト。「セカンド・ラブ」「予感」など初期の名曲も大人の仕上がりに。特に85年当時都会的だった「SOLITUDE」は大陸的で優美に変化、98年の「帰省〜Never Forget〜」はより鬼気迫る歌唱でライヴ感たっぷり。新曲「あの夏の日」の“変わりゆく季節、変わらない想い”という歌詞が印象的。
メンバーがそれぞれソロ・プロジェクトを作りコンパイルしたバラエティ豊かなアルバム。なかでも白鳥松竹梅のcolophonyはラテンやプログレ色など、音楽性の幅広さを感じさせて面白い。マンシーニの「Moon River」をネタにしたTommy&The Bonjaskysの「MOON RIVER」もユニーク。
日本でもコアなファンが多いアメリカの4人組ポップ・ロック・バンド、ファウンテインズ・オブ・ウェインの4thアルバム。崇高な美しいメロディとリスナーの共感を得るセンシティヴな歌詞が魅力。クリスとアダムの強力コンビも健在だ。
90年代のヘヴィ・ロック・ブームの立て役者でもあるKORNによるアンプラグド・アルバム。どの曲もオリジナルとはまったく違うアコースティカルで美しい楽曲に生まれ変わっており、エヴァネッセンスのエイミー・リーもゲストで参加している。
お米の大切さを通して「家族愛」を歌った真のジャパニーズ・ソウルミュージック。コーヒーカラーは2004年にメジャー・デビューした男女二人組のユニットで、この曲はバリバリにファンク・テイストな作りだが、総体的な音楽世界観はなかなか捩れていそう。
プロ野球チーム、北海道日本ハムファイターズの公式球団歌「ファイターズ讃歌」を収めたシングル。速水けんたろうが歌唱を担当しており、新曲「ファイターズ・魂(スピリッツ)」も楽しめる。
北海道出身のシンガー・ソングライター、田野崎文のセカンド・アルバム。誰もが知っている山田耕筰の「この道」をフィーチャーして、真摯な歌声を聴かせてくれる。フォーキーでアコースティックな音作りは、カントリーとカテゴライズしたいほど素朴な雰囲気。
「千の風になって」のヒットのほか、芥川賞受賞作家としても知られる新井満の2007年3月発表のシングル。石川啄木の短歌に曲を付けて望郷の念を綴った味わい深いナンバーで、NHK『ラジオ深夜便』のテーマ曲にも起用された。
1920年に設立された世界最大のクラシック・バレエの教育機関、ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンスの教授細目に基づいた曲目を収録。グレード1から3までを対象とした、バー、センター、フリームーヴメント、キャラクター・レッスン用の楽曲集だ。
世界最大のイギリスのバレエ教育機関、ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンスの教授細目に基づいた曲目を収めたアルバム。グレード4と5が対象で、バー、センター、フリームーヴメント、キャラクター・レッスン用の曲などが満載だ。
人気ラッパー、TWIGYの2007年3月発表のアルバム。米国エレクトロニカ系のトラックメイカー、PREFUSE 73ことスコット・ヘレンが全曲を手がけた注目の一枚。ゲストには日米の個性派を揃えるなど、申し分のない満足度だ。