2007年5月発売
PC音楽配信の好セールス、フジロック出演などで注目を集めるアコーディオン弾き語りシンガー・ソングライターの第1作。現代の「蘇州夜曲」と呼びたいほどエキゾティックな「月とラクダの夢を見た」に個性と才能が凝縮されている。メロディアスな「夏祭り鮮やかに」、軽快なワルツの「ノスタルジア」などもいい。★
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロによるソロ・プロジェクト、ザ・ナイトウォッチマンのアルバム。素朴なアコースティック・サウンドに乗せ、社会的なメッセージを声高らかに歌っている。
鋼鉄界を牛耳るメタル・キングが遂に復活!! 重さを超えた先に何が見える!人類最年長で、最重量、鋼鉄暦40年のOZZY(59)が還暦前に音楽界に9度目の熱き楔を打ち込む!ヘヴィ・ロックの源流、そして永遠の問題児、攻める漢OZZYが放つ予測不能の一撃!歴史を新たに黒く塗り替える名曲揃いのアルバム『BLACK RAIN』遂に完成! いい意味でも悪い意味でもヘヴィー・ミュージック、ファッションそしてお茶の間をミクスチャーしてしまった、鋼鉄界の帝王“オジー・オズボーン”。2007年は夭折のギタリストランディ・ローズが突然の飛行機事故で亡くなってから25周年、なんと2008年は来年で音楽芸能生活40周年を迎えるという記念的な年。約6年ぶりのオリジナル・アルバムとなる本作は、記念碑的アルバムになるはず! 今回は91年に発表された『No More Tears』以来16年ぶりに、いままで付かず離れずのいい関係を保ち必ずオジーのそばにいた“ザック・ワイルド”を共作の女房役として再び迎え入れ、07年のいやヘヴィロック界の歴史に残る見事な大輪の花を咲かせた。名リフメイカー・ザック・ワイルドのギター・サウンドはドラムのマイク・ボーディンと今作からレコーディングに正式参加したベースの“ブラスコ”(元ロブ・ゾンビ)の起用で、他を寄せ付けぬずっしりとした重量感とブルータルさを増した。ここで聴けるサウンドの深さと曲のクオリティーは、オジーの貫禄と攻めを感じることができる。エンタテイメント界を黒く染め上げるこのアルバムの誕生は、これからの音楽シーンやアーティストに多大なる影響を与えるだろう。
6人組ガールズ・バンドのファースト・アルバム。タイアップの多さからも察せられるように、非常に聴きやすくキャッチャーな曲が連続し、スカの概念を吹き飛ばすパワーは素晴らしいの一言。女性ならではの繊細さも兼ね備えておりグッド。
尾崎豊のトリビュート盤『GREEN』で「卒業」を歌った高田梢枝の4枚目のシングルは、アニメ『おおきく振りかぶって』のエンディング主題歌。臆病さと繊細さとほんの少しの強さがごちゃ混ぜになった、ナイーヴな歌声にグッとくる。★
女性ヴォーカルを擁する2バンドのオリジナル曲を3曲ずつ収録。テレビ・アニメ『BECK』の挿入歌で話題を呼んだsleep warpはアナログ・シンセを導入し、ネオアコ系の音楽に挑戦した。izanagiはピアノを中心にしたアコースティック・サウンドが浮遊系の女声とマッチ。