2007年9月19日発売
Jazz portraitsJazz portraits
発売元
株式会社ギザスタンダードがずらりと並んでいるが、それらを正統派ジャズ調で歌うだけでなく、プログラミングを用いたり、クラブ系の味付けを施したり、アレンジが変化に富み、現代の息吹を感じるジャズ・ヴォーカル作。晴れやかな歌の表情が印象的。DIMENSIONも参加。
街街
関西を地盤に活動する5人組のメジャー第2弾シングル。アコースティックにしっとり聴かせる「街」や「僕のすべて」にポテンシャルの高さを感じさせるが、よりバンドらしいファンクな空気を堪能させる「kiss kiss kiss」にもライヴを彷彿させる心地よさがある。他の作品にも興味が湧く。
Juke VoxJuke Vox
アニメ『結界師』の主題歌で注目されたシンガーのファースト・アルバム。聴けば一発でわかるとおり、B'zの稲葉浩志が全楽曲提供&プロデュースの力作だ。あまりにB'z的なサウンドに、いい意味での開き直りが感じられて痛快な一枚。
星に願いを星に願いを
97年『黒い瞳のナタリー』でデビューを飾ったマシューズは、ナンシー・ウィルソンの音楽監督として知られるピアニスト。この作品では、月や星にちなんだスタンダードを収録。グレン・ミラーの名曲からベートーヴェンの「月光」まで、幅広いレパートリーで肩の凝らない演奏が楽しめる。
サークルサークル
日本のトップ・プレイヤー三人で結成されたグループ、ディレクションの第2作。B-3独特のオルガンの響きが生み出すグルーヴィなサウンドを基調として、このトリオ独自の情感豊かな音楽が展開されていく。その独自性に拍手。また、川嶋のソロも秀逸。
ザ・スクェア・ライヴザ・スクェア・ライヴ
日本を代表するフュージョン・バンド、ザ・スクェアの85年発表のライヴ・アルバム。高い技術に裏打ちされたタイトなアンサンブルが光る好盤で、初期スクェアを知るには欠かせない一枚だ。