2007年9月5日発売
リール・カーターの2ndアルバム。哲学的なリリック、そしてジャズ・ヒップホップという言葉の枠にとどまらないサウンドの広がりが心を揺さぶる。全編にわたって効果的に奏でられるコーラスや、生楽器の音色にも注目だ。
大阪発のラウド・ロック・バンド、Dogmaの1stアルバム。“忠実、節約、忍耐、愛、希望、伸張、正義”という7つの美徳をコンセプトに、壮絶なサウンドとキャッチーなメロディを融合させた衝撃度の高い作品だ。
元世界チャンピオンのプロ・サーファーで、2004年にデビューしたオーストラリア人、ボーヤングのベスト編集盤。オーガニックでフォーキー、ブルージィなメロディとサウンドはジャック・ジョンソンにも通じる魅力があるだけに、サーフ・ロック好きにお薦め。
トライセラトップスの和田唱やザ・グルーヴァーズの藤井一彦、真心ブラザーズの桜井秀俊など、5人のアーティストによる書き下ろし曲を収めたミニ・アルバム。GS風ロックからヘヴィ・メタル、哀愁漂う楽曲まで、スパゴーの魅力を巧みに引き出している。
94年にアリゾナ州で結成された5人組メロコア系バンドの2007年1月に出たアルバムが日本上陸。とにかく演奏が速い。聴いているだけでドッと疲れてしまうほどだが、この速さが彼らのキモなのだろう。プロデューサーはこの筋で人気のライアン・グリーン。
ジャケットのセクシーさに、まずはヤラれた。流れてくるのは、誰もが親しんだであろう耳馴染んだ名曲の数々。“HOUSE ANTHEMS”と銘打ってはいるが、どの楽曲もかなりラテンなテイストを盛り込みながら、セクシー・ムードに仕上げているのがポイントだ。
インディアナ州出身の4人組のアルバム。ほぼ毎年日本にやってきているだけに固定ファンも多いバンドだが、ポップではあってもアグレッシヴで静かな闘志を秘めた作風はここにきて最高潮に。最後にはメロディがしっかり耳に残るのがいい。