2007年9月5日発売
演技派女優、声優として活躍する戸田恵子が原点に戻った一枚。アイドル歌手時代の曲をセルフ・ヴァーした「ひとり占い」や映画『ラヂオの時間』の架空のB面曲「のっこのわがままブギ」、爆笑の「ささやかなジュゲーム」、『伝説巨神イデオン』の「コスモスに君と」と遊び心も満点。歌唱力、表現力に楽曲のよさも加わり、大人が作った大人のための音楽。
2007年10月で96歳を迎えた、ドクター日野原プロデュースによる音楽集。『ふるさと編』と『やすらぎ編』は、『ほーら、泣きやんだ!』シリーズなどの成果を踏まえた“テンダー・トーン”がポイント。耳に優しい音質と、BGM性に徹した柔らかさを持つインスト集。『はつらつ編』はクラシック名曲集で、こちらは通常のコンピレーションだが、ご本人によるライナーに触れることで得られる力の意味は、決して小さくはなかろう。
聖路加国際病院の名誉院長兼理事長にして、ユニセフ親善大使としても活躍する日野原重明がライフワークのひとつとして始めた、“心身の健康に活かす音楽の力”の研究をCDアルバムとしてまとめたシリーズ。心のやすらぎを導く作品に仕上がっている。
デビュー10周年を機に、ファン投票を元に編まれた2枚のベストの片割れ。「For divers area」は新曲で、最近のkjのトレンドである高速ラテン・ビートにハードコアなバンド・サウンドと高揚感あふれるメロディを掛け合わせた曲。日本のロックを変えた男たちの栄光の軌跡がここに。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら
デビュー10周年を記念したメモリアル・ベスト盤パート2。ファン投票により選ばれたナンバーから、活動後期の楽曲を中心に収録。新曲であるELTの持田香織とのコラボ曲「wipe your eyes」は、日本が誇るミクスチャー・バンドである彼らの新しいキャリアを象徴しているようだ。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら
さまざまなトランス系コンピレーションCDに楽曲が収録され、“姫系トランス”の代表的なアーティストになったKEIのデビュー・アルバム。ヒット・ナンバー「SA-YO-NA-RA」などを収録している。
再結成後の3作目のアルバム。新メンバーを迎えての初めての作品で、ワイルドなロックンロールはもちろん、新メンバーも曲作りに参加したポップで覚えやすい作品など、フレッシュだ。前2作以上にがっちりとした本格的なバンド演奏を聴くことができる。
日本のバンドには珍しいクールな叙情、ストレンジ・ポップなアレンジでじんわりと人気を集める三人組。4枚目のアルバムからの先行シングルは、スロー&メロウな曲調とせつないメロディなのに奇妙な浮遊感のある彼ららしい秀作。一見淡白だが中身は濃い。
制作・出演
BrianParquette / ジョン・B.ウィリアムス / ジョン・チオディニ / ティム・ハウザー / トム・ブレックライン / ハリー・アレン / ヤロン・ガショヴスキー / リッチー・グッズ発売元
キングレコード株式会社メンバー中、唯一ソロ・アルバムがなかったマンハッタン・トランスファーのリーダー、ティムの初ソロ作品。ジャジィな表現は避け、素朴にほのぼのと歌っている点が印象的。「プリズナー・オブ・ラブ」はケニー・ランキン&フランキー・ヴァリとの共演。大人の味。
m-floファミリーの歌姫、日之内エミの2007年9月発表のシングルは、夏の終わりの儚い恋模様を歌った、愁いを感じさせるメロウ・チューン。艶やかで張りのある歌声は、リリースを重ねる度に存在感を増していくようだ。