2007年9月発売
サッカー番組やTV・ラジオ中継などでおなじみの、サッカーに関連したクラシック楽曲を集めたアルバム。サッカー・ファンはもとより、クラシック入門CDとしても楽しめる。
女性シンガー・ソングライターの草分け的存在といえるキャロル・キングのベスト・アルバム。ふくよかで情感豊かな歌声と珠玉のメロディは、どの時代に聴いても決して色あせないことを証明している。入門編としても最適だ。
85年からのキャピトル・レコード在籍時の10年間をまとめたベスト・アルバム2作目。第2の黄金期に放ったヒット曲の数々が網羅され、彼女らがいかに優れたロック・バンドであったかがよくわかる。
いまが旬のオーボエ奏者といえば、迷わずフランソワ・ルルーの名をあげよう。自在にビブラートを変化させ、音色に彩りを加えていく。その表現力の多様さがルルーの魅力。バッハの音楽におけるオーボエの重要さを再認識させられる。とにかく鮮やかで巧い。
工藤重典が、師匠のランパルと共演した88年の録音。さすがに師弟の間柄、音色、呼吸、フレージングなどが、見事に合致し、流麗な音楽を作り出している。さらに加えて、モーツァルテウム管との相性もまた良好だ。
ランパル来日時に、師弟の間柄である工藤重典と共演した87年の録音。見事というか、唖然とするほどにピタリと息の合った演奏を披露している。しかも個性を保ちながら。リッターの伴奏の絡みも素晴らしい。
チャイコフスキーは、ツィンマーマン2度目の録音。ブルッフは、意外にも初めてだ。すでに40歳代となり、円熟への道を進み始めているもっとも脂が乗っている時期のものだけに、素晴らしい出来に仕上がっている。
制作・出演
ウェイン・ショーター / エディ・ヘンダーソン / ジュリアン・プリースター / トニー・ウィリアムス / ハービー・ハンコック / フレディ・ハバード / ベニー・モウピン / ロン・カーターハービー・ハンコックの旧作が4点まとめて登場。2枚組の『ニューポートの追想』は、V.S.O.P.クインテットの原点となった76年6月ニューポート・ジャズ祭でのライヴ。73年の『ヘッド・ハンターズ』は、70年代ハンコックのファンク路線を決定づけたダンサブルな名盤。『洪水』は、そのヘッド・ハンターズ率いるハンコックの75年来日公演の記録。83年の『フューチャー・ショック』は、『ヘッド・ハンターズ』の80年代版。ヒップホップのビートや打ち込みを取り入れるなど、時代に呼応したダンス・サウンドを展開。
80年代のミュージック・シーンに巨大なる一石を投じた、ハービー・ハンコック&ビル・ラズウェルのサウンドをたっぷり収録。90年代後期を彩る、クラブ音楽の原点ともいえる世界が広がっている。
ハービー・ハンコックが1975年に発表した日本公演の模様を収録したライヴ・アルバム。エレクトリックとアコースティックを自在に操る卓越した鍵盤さばきを存分に味わえる。
カメレオン・マン、ハービーの面目躍如たる1973年の傑作アルバム。マイルス・コンボ退団後、自己のグループを率いて活動していた彼が新たなコンセプトで結成したグループのデビュー作。ブルーノート時代のヒット曲「ウォーターメロン・マン」などを収録。
“Very Special One Time Performance”という正式名称どおり、本来は1回こっきりのパフォーマンスを演るために生まれたスーパー・グループのDSDマスタリング盤がリリース。田園コロシアムでの第1回目のライヴ・アンダーを飾り、リズム・セクションが破壊的なまでに暴れまくる『テンペスト〜』、全編にわたりクオリティの高いプレイを聴かせる『ライヴ・イン・USA』、唯一のスタジオ録音『ファイヴ〜』。豪雨に見舞われながらの熱演がもはや伝説と化している『ライヴ・アンダー〜』は雨粒の音まで聴こえてきそうな高音質と熱気。
1979年6月26日、田園コロシアムで録音されたライヴ盤。大雨の中、5人が最高のプレイを繰り広げた、もはや伝説と呼ばれるステージで、名盤として語り継がれている一枚だ。
名盤『ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説』収録の3日後に東京のスタジオで録音されたアルバム。スタジオ録音ならではの緻密なサウンドが味わいどころ。本作をもって、V.S.O.P.は活動に幕を下ろした。
初ベストのリミックス版が登場(2枚組)。ビッグ・ビートの金字塔を打ち立てた人だけに、参加してるリミキサー陣も豪華。なかでもビースティ・ボーイズの二人、ジャスティスによるものが◎。スキント・レーベルのオーナーによるヴァージョンはご愛嬌。