2007年9月発売
3131
通算31枚目(ベストなども含む)のアルバム。心地よい曲、バラードはもちろん、ユーモアのある曲、大人数のコーラス入りゴスペルなど、すべての魅力を凝縮したような内容だ。昔と今を感じさせる曲が入り混じって相乗効果を生んでいる。
ベートーヴェン:交響曲第5番≪運命≫・第6番≪田園≫ベートーヴェン:交響曲第5番≪運命≫・第6番≪田園≫
カラヤンにとって4度目となったベートーヴェン交響曲全集からの1枚。円熟期、あるいは爛熟期のベルリン・フィルとの1枚とも言うべき録音で、カラヤンによる美の極致が味わえる。
ホルスト:組曲≪惑星≫ホルスト:組曲≪惑星≫
冥王星が太陽系の惑星からはずされ、ホルストの時代と同じ8個となって、あらためてこの作品が注目されるようになった。カラヤンの2度目の録音で、雄大でダイナミック、他の追随を許さない壮麗さが味わえる。
ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ タルティーニ:悪魔のトリルヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ タルティーニ:悪魔のトリル
「四季」はムター2度目の録音で、ドイツの現代画家グラウプナーの絵に触発されて行なったというコンサートからのもの。若手のアンサンブルを率いて、弾き振りでの個性的で自在な演奏を聴かせている。
ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫
制作・出演
アグネス・バルツァ / ウィーン楽友協会合唱団 / カラヤン / ジャネット・ペリー / ジョゼ・ヴァン・ダム / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィル / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ヴィンソン・コールカラヤンの4度目で最後となったベートーヴェン交響曲全集からの1枚。細部に至るまで徹底的に磨き上げられており、その独特の流麗さと緊張感は孤高の域に達している。晩年のカラヤンのひとつの到達点が味わえる作品だ。
チャイコフスキー/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
庄司紗矢香の通産4作目となる、2枚目の協奏曲アルバム。チョン・ミュンフンの万全のサポートのもと、陰影に富んだニュアンスやスケール感など、その才能が隅々にまで輝きわたった演奏だ。