音楽むすび | 2008年2月20日発売

その印象は肌触りのいいコットン。レゲエ・シンガーというイメージが強い彼だが、このファースト・ミニ・アルバムでは、レゲエの枠にとらわれずタイム感のあるアコースティックなサウンドも聴かせてくれる。「捧ぐ」は映画『ちいさな恋のものがたり』挿入歌。

満を持しての初CD。至純の美しさをたたえた宗教曲から、世俗の代表ともいえるオペラまで、幸田の声の美しさと、表現力の幅の広さを披露する曲を集めている。オペラでも微妙な心理描写もあり、幸田の自信のほどが伺える。このまま歳を重ねて深みを増していってほしいな。