2008年2月発売
70年代初頭からデンマークに居を構えていたデューク・ジョーダンは、この録音のためにフランスを訪れたようだ。94年パリでのピアノ・トリオによるライヴ録音で、ジョーダンの繊細なタッチによる美しい音色が良く録れている。洒脱なピアノが楽しめる。
1年ぶり通算5作目となるオリジナル・アルバム。デビューして10年が経つが、初期のひとりごとっぽい感覚から脱却して、近年は生命感にあふれた力強い世界を展開している。サウンド的にも非常に自由でアーティスティック。どの曲も心に響く。★
エクストンが最近手がけている、非圧縮のデータによる2チャンネル専用のSA-CDハイブリッド。非圧縮だとさらにきめの細かい、なめらかな音質になると言われている。実際このSA-CDを聴くと、大阪フィルの質感が一段も二段も向上したように響く。買い足し必至。
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、BURNの通算3作目にして日本デビュー・アルバム。エイリアンやプレイング・マンティスなどのバンドで活躍したメンバーで構成されているだけあり、その演奏は安定感抜群だ。
デンマークのメロディック・ヘヴィ・メタル・バンド、ロイヤル・ハントの通算9枚目となるアルバム。ヴォーカルがジョン・ウェストからマーク・ボウルズにチェンジし、よりドラマティックなサウンドを生み出している。
グリップ・インクのギタリスト、ヴァルデマー・ゾリクタが結成したゴシック・メタル・バンドのデビュー・アルバム。メロディアスなサウンドに女性ヴォーカリスト、フランシスカ・ハスの繊細にして妖艶な歌声が絡む。
ドイツのヘヴィ・メタル・バンドの、2年ぶり19枚目のアルバム。伸びのあるヴォーカル、カラフルなギター・サウンドがたっぷり。また新ドラマーによるパワフルなリズムが聴け、新鮮でもある。メンバー交代にもかかわらず一体感は増し、よりストレートな演奏になった。
インドの世界的なマスター・タブラ奏者、ザキール・フセインが96年に発表した名盤。スペイシーな音空間に刻まれるタブラの深遠なリズム、ハンド・クラッピングの嵐。インドの伝統的なリズム・サイクルが聴く者を超絶的なスピリチュアル世界へと誘う。★