2008年4月発売
ジャック・ジャクソンの直系と言われる、カリフォルニアのシンガー・ソングライターの3作目。ボブ・ディランの「DON'T THINK TWICE IT'S ALL RIGHT」を除くとすべて彼の自作曲で、アコースティック・ギターの弾き語りを中心とした作品には、LAの朝のちょっぴり肌寒い刺激と爽快感が漂う。
L.A.を中心に活動するソロMC、ジオのアルバム。ジャジィなサウンドからバウンシーな王道ヒップホップ、ノリノリのラテン・サウンドのパーティ・チューンまで幅広い音源を収録している。
真摯に取り組む良い意味での生真面目さ。どこをとっても弾き飛ばした音符は一つもない。落ち着いたテンポでショパンの響きをていねいに解きほぐすように弾いていく。彼の奏でる優しい響きに癒される人も少なくないだろう。練習用の手本としてもオススメ。
福岡のインディ・ロック・バンド、Fourteendaysのデビュー・アルバム。表題のもとになった「Swan Lake」では、一流の切ないメロディと清らかなギター・サウンドが堪能できる。
ロック・バンド、Qomolangma Tomatoの2ndアルバム。“新世代突然変異バンド”と呼ばれることもある、カテゴライズ不能のその音楽性が遺憾なく発揮された一枚。必殺ギター・リフ、グルーヴィなベース、圧倒的なヴォーカル力が光っている。
ソロでは4枚目となるフル・アルバム。無から有を生み出すような静かなるサウンド・アプローチとオフ・ビートでありながらも高らかに響くヴォーカルがビシバシとしみる快作。深遠な世界観に溺れることなく現実をとらえ、アーティストとしての頼もしさすら感じられる。
地元三重のストリート・ライヴで頭角を現した男性フォーク・デュオのメジャー1枚目のアルバム。2006年1月のメジャー・デビュー曲「いつかは笑ってうたえる悲しい歌」や、2枚目のシングルのカップリング曲「1つ2つ3つ4つ」など、二人の声の個性とアコースティック・サウンドで、聴く人の心をぐっと引き付ける珠玉の全11曲を収録。
タイトルからも想像できるように、これはなかなか笑えます。元SEX MACHINEGUNSのNOISYらによる三人組の骨太でパンキッシュなサウンドは、ケレン味なく非常にカッコよく仕上がっているのだけど、くだけた感じの歌詞が哀愁があって面白い。カップリングの「居るだけ応援団」もズッコケル〜。