2008年5月発売
耳に残るは君の歌声耳に残るは君の歌声
バスからカウンターテナーまで、実に4オクターヴを歌いこなす本岩孝之は、東京学芸大を経て東京藝大、同大学院で学んだ。各声種を歌いこなす技術はたぐいまれなもの。登場人物をC-T、T、Brで歌い分けた「魔王」は歌曲というより演劇的な世界を現出して興味深い。
inner Resort HOMME “Romance" mixed by VENUS FLY TRAPPinner Resort HOMME “Romance" mixed by VENUS FLY TRAPP
inner Resort Femme “Romance" mixed by VENUS FLY TRAPPinner Resort Femme “Romance" mixed by VENUS FLY TRAPP
True ColorsTrue Colors
業界内からも絶賛されている女性シンガー、宏実の1stミニ・アルバム。TimbalandやNao'ymtの作品でもその実力を発揮している彼女の、圧倒的な歌唱力が味わえる。
マルガリータマルガリータ
アイドル時代に“日本のエルヴィス”と呼ばれたこともあり、俳優としても活動してきたベテランが放つ大人の歌謡ポップス。カップリングの2曲は「マルガリータ?悲恋のカクテル?」よりも演歌的ではあるが、変わらぬ甘い歌声と軽やかなリズム感が湿度の少ない、洒落たムードをかもし出す。
さよならはワイングラスでさよならはワイングラスで
大木みのるが1曲、和サカエが3曲のカップリング盤。「さようならはワイングラスで」は大木のソフトな唄声が、女唄の切なさを巧みに醸し出す。和サカエの3曲は昭和20年代後半の空気を思い起こさせる楽曲、ムード歌謡系、王道演歌風とバラエティ豊か。
デヴォーションデヴォーション
オルガンとスライド・ギターが奏でるシンプルなメロディと繊細な女性ヴォーカルが心地よい男女デュオの2ndアルバム。独特のドリーム・ポップ感がノスタルジックな雰囲気を醸している。ダニエル・ジョンストンのカヴァーも聴きどころ。