2008年6月4日発売
ヴォーカル・小林佑介の甲高いシャウトと、ギリギリの緊張感を漂わせたサウンドが印象的な4人組だ。ファースト・ミニ・アルバムから7ヵ月、初のフル・アルバムとは思えない堂々たる楽曲群。閉塞感と開放感を一つのアルバムに同居させる多面性を持った期待の新人バンドだ。
女性ボサ・ノヴァ・シンガーのセカンド・アルバムは、ブラジル音楽の名曲カヴァー集。オリジナルに敬意を表しつつも、無理な本物志向は感じられず、彼女が感じ取ったブラジル音楽として再構築されたナチュラルな雰囲気が感じられるのが魅力となっている。
モデルや女優として活躍する岩田さゆり、初のベスト・アルバム。人気曲の数々に加え、新録曲も収録された内容となっており、彼女のフレッシュな輝きがたっぷりと味わえる。
男性三人と女性二人からなるドイツのゴス/ビジュアル系バンドの日本初登場となる2作目。ゴシックだけでなくインダストリアルやメタルの要素も多分に含んだサウンドは、適度にポップかつダンサブルで聴きやすい。幅広い層にアピールする一枚。
フル・アルバム・リリース前にもかかわらず、MySpaceで総プレイ回数400万を叩き出した話題のスクリーモ・バンド、ア・スカイリット・ドライヴの待望のデビュー作。今作で新加入したジャグの、男声とは思えぬハイ・トーン・ヴォイスにゾクゾクする。
関西のスラッシュ・パンク・バンドの4枚目のフル・アルバム。ハードコア・パンクの速さだがメロディアス&カッチリした多彩な曲が並び、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」はストーンズのカヴァーだ。英語の歌詞(和訳付き)も軽妙に聴かせ、ブックレットも含めポップ作品として完成度が高い。
音楽教師でミュージシャンという肩書きを持つ女性シンガー、大西亜里の1stミニ・アルバム。抜群のポップ・センスが光る楽曲からジャジィで都会的なナンバーまで、幅広くバランスの良いサウンドを聴かせてくれる。
映画『西の魔女が死んだ』の主題歌を収録した、手嶌葵の3枚目のシングル。優しく美しいサウンドと清らかなヴォーカルが溶け合い、互いのヴィヴィッドな世界観を引き立てている。
クラブDJとして活躍するKEI KOHARAとLIFEが、女性ヴォーカリストのRECOを迎え、キラキラと輝き放つダンサブルな四つ打ちハウスへTM曲をリアレンジしたTMNのトリビュート盤。原曲の良さを極力活かし、さらにアゲな躍動性や高揚感を与えていく。