2008年6月発売
約1年半ぶりのセカンド・アルバム。シングル、ドラマや映画の主題歌など、すでによく親しんだ曲が多い。だが、表題どおりの“力”とライヴ感漲る「POWER OF MUSIC」や16歳の時の作だという染み入る「Why」ほか、合わせて聴いてあらためて強く感じるはず。一段と大きく、優しさ増した彼女を。
バリー・デボーゾンとペリー・ボトキン・ジュニアが組み、1966年に発表した西海岸ポップスの名盤。「アイ・ウィル・ラヴ・ユー」「風の吹くまま」などを収録。フリントのハートフルな歌声が魅力的だ。
全世界にフォーク・ソング・ブームを巻き起こしたピーター、ポール&マリーの、1962年発表の1stアルバム。「悲惨な戦争」「天使のハンマー」「花はどこへ行った」など、反戦歌が目立っている。
フォーク・ソング・ブームの立役者、ピーター、ポール&マリーの1963年12月発表の3rdアルバム。全米9位となったボブ・ディランのカヴァー「くよくよするなよ」をはじめ「風に吹かれて」「ハッシャ・バイ」などが楽しめる。
1960年代を駆け抜けたソフト・ロックの雄、アソシエイションの3rdアルバム。「ウィンディ」「ネヴァー・マイ・ラヴ」という2大ヒット曲を生んだ名盤で、そのほかにもメロディアスなナンバーが満載されている。
“幻の名盤”として、長年にわたってCD化が希望されていた作品。躍動するビートに乗せて、優美なまでのハーモニーを聴くことができる。ボーナス・トラックも見逃せない。
ゼム解散後の1968年にリリースした、1stソロ・アルバム。ロックンロールから抜け出すことを狙い、ジャズの即興性と、R&Bやブルースをベースにしたアコースティック・サウンドを取り入れている。
初期の代表曲である「キャラヴァン」や、ジャズにソウルとロックの要素を絡ませた「ムーンダンス」などを収録した、1970年発表のアルバム。ホーン・セクションを取り入れたR&B的なアプローチにも挑戦している。
R&B色を強めた1970年発表のアルバム。ヒット・シングル曲「ブルー・マネー」や、ホーン・セクションと力強いリズムで聴かせるR&B調の「ドミノ」などを収録。リラックスした自由な演奏が特徴的だ。
アメリカン・ミュージックのルーツに迫る、ライ・クーダーのソロ・デビュー・アルバム。アメリカの伝承曲や、ロックンロール、R&Bを研究し巧みに再構築。スライド・ギターを効果的に使用したダイナミックなサウンドが活きている。
個性派女優、スカーレットの初アルバム。「ソング・フォー・ジョー」以外はすべてトム・ウェイツの楽曲という内容だが、アレンジの結果に映像作品での彼女の印象も相まって、神秘的にも狂気的にも聴こえてくるから面白い。デヴィッド・ボウイの客演(3、5曲目)も話題だ。