2008年7月23日発売
パンクでビートルズ・ナンバーを演奏するバンド、ザ・パンクルズのアルバム。『リボルバー』ならぬ『ピストル』と名づけられた本作は、「マジカル・ミステリー・ツアー」や「ヘイ・ジュード」がパンク・ヴァージョンで楽しめる。
平成歌謡の最高峰、渚ようこ初のベスト・アルバム。阿久悠とのコラボレーション時代やクレイジーケンバンドの客演歌手として活動していた時期の作品を含め、デビューから12年間の彼女の魅力を凝縮した濃厚な作品だ。
80年代後半から90年代にかけてのヒット・ナンバーを、OKYDプロデュースにより女性ヴォーカルでカヴァーした企画盤。心にも体にも優しく響く、まったりとしたラヴァーズのリズムは、ドライビングBGMのマスト・アイテムだ!
アンダー ザ カウンターのメジャー・デビュー・シングル。素直に言えない感謝の気持ちを“ありがとう”の言葉に代えて大事な人に贈った一曲で、バンド初のミディアム・バラードとなっている。
約3年ぶりとなる2ndアルバム。“初恋”をテーマに5つのストーリーを紡ぎ、甘く切ない世界を作り上げている。ライヴで人気の「秘密」、限定シングル「Freesia」のリミックスなどを収録。
20世紀を代表する作曲家、オリヴィエ・メシアンが亡くなって16年あまり。これほど大規模な作品集がリリースされるという事実。独自の音楽語法を発展させる一方で、鳥の声の研究でも知られるような音色への関心と図抜けた表現力、宗教心をベースにした深い思想性が、彼を偉大な作曲家へと成長させた原動力だった……と、あらためてアルバムを聴き通して感じる。90年代に録音された音源が中心だが、なかでもチョン・ミュンフンが指揮した「トゥランガリーラ交響曲」がすばらしい。彼は「世の終わりのための四重奏曲」ではピアノを弾く。そのほか、メシアンのスペシャリストでもあるブーレーズの指揮や、錚々たるソリストたちが参加しており、メシアン作品の規範とも言える内容になっている。
一瞬大河ドラマ風に始まるが、すぐにスペイン情緒あふれる世界に。熱い恋をストレートに歌う「お前が好きだから」や、切なさが染み入る「わたしが生まれた日」など、スペインの民衆が愛した名曲の数々が、ドミンゴらしいまったく隙のない堂々たる歌唱で綴られる。オーケストラ・アレンジも華やか。★
制作・出演
エディト・スタインバウアー / エリザベス・オズボーン / ゴードン・クリントン / ザ・ゴールデン・エイジ・シンガース / ジュリアン・ブリーム / ジョン・ウィットワース / ダウランド / マーガレット・フィールド=ハイド / ルネ・ソームズ発売元
ユニバーサルミュージック2008年上半期のヒップホップ、R&Bの洋楽ヒット曲をクラブ・ミックスしたアルバム。マライア・キャリーの「タッチ・マイ・ボディ」、リアーナの「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」などを収録している。
6人組オルガン・インスト・バンドの3作目。サイケなギター・サウンドにタイトなリズム。アッパーでゴキゲンなスカを中心に、ホーンを交えたバンド感あふれる音世界が繰り広げられる。そのグルーヴにのまれつつ、要所のキメに刺激され、気づくと心身が揺さぶられ続けている。