2008年8月6日発売
近年の録音からレーベルを超えて編集されたベスト盤。UAや元LUNA SEAのSUGIZOなど、ロック?ポップ人脈とのコラボも少なくない。独特の発声を含め、奄美の民謡歌手として異色の立ち位置にあるこの人ならではだろう。『NHKみんなのうた』初出の「行きゅんにゃ加那」はその白眉。
アメリカでの大袈裟なまでの成功ぶりを、引き気味に見ているのは筆者ばかりではあるまい。そんな意地悪な目と耳のために作られたような企画アルバム。ダイナミックだが繊細でどこまでも美しい音色、驚異的な集中力、豊かで柔軟でのびやかな音楽性。やはり彼はスターだ。
白鳥英美子、芥川澄夫による伝説のフォーク・ユニット、トワ・エ・モワ。フォーククルセダーズのオリジナル・メンバー、加藤和彦ときたやまおさむの2人による書き下ろし曲を収めた意欲作だ。
映画『チェケラッチョ!!』への出演と楽曲提供で一躍注目されることとなった5人組による待望のメジャー・ファースト・アルバム。開放感あふれる心地よいソウル&ディスコ・サウンドにのせ、キャッチーなメロディが炸裂する。ゴキゲン度満点!
大平洋戦争最中、米国の国技“野球”が姿を消そうとしていた日本の、野球を愛する若者たちの実話の映画化??『ラストゲーム 最後の早慶戦』の主題歌。曲、歌、ベーシックな4人編成に弦楽を加えた演奏は、儚げだが命燃やすがごとく光るホタルに託した熱き思いを伝える。
ポスト・グランジ世代の象徴的存在である彼らの4作目。前作に引き続き全米チャート1位獲得の偉業を成し遂げたそのサウンドは、アグレッシヴでリアリティに富んだもの。時として勢い任せのラフな部分もある一方、不変的ロックの重厚さも備わり、すでに貫禄すら漂う。
99年の結成以来、海外でも精力的に活動を続けるD'ESPAIRSRAYのシングル。スリリングな ギターと荘厳なシンセの融合が刺激的。ヴォーカルのエフェクト処理など音響面でのこだわりも強く感じさせる。壮大なメロディは思わず口ずさみたくなるだろう。